省電力設定状況レポートは、各PCで設定されている省電力設定状況の確認や、省電力設定されていない部門やPCを特定し、特定された部門やPCに対して対処/改善を行う目的で利用します。
省電力設定状況レポート全体の説明については、“14.6.2 省電力設定状況出力例”を参照してください。
以下に、確認手順を示します。
概要部から問題点を把握します。
全体状況の把握
全体として、省電力設定状況に問題がないか確認します。
【省電力設定状況】を確認します。達成率が100%でない場合は、対処/改善が必要となります。
問題点の把握
何が問題か、特定の省電力設定項目に問題があるか、特定の部門/場所に問題あるか確認します。
【省電力設定状況の内訳】、【達成率の低いグループ】、または「設定状況一覧」シートを確認します。
詳細部から問題のPCを把握します。
PCごとの状況を把握
上記“1.”の“b.”で把握した問題点について詳細を確認し、問題となっているPCを確認します。
【詳細部】を確認します。
レポートで確認した問題点から、対策/改善を実施します。
問題となっているPCに対して、監査結果が“×”になっている理由を確認し改善します。
“×”になっている主な理由は以下のとおりです。
省電力設定が「対処を行う」の設定になっていない
対策:省電力設定を「対処を行う」に設定し、省電力設定を適用してださい。
ユーザーが意図的に変更している
対策:担当PCの部門管理者、利用者に確認してください。
何らかの要因(例:他のアプリケーションによる保護など)で、対処できていない
対策:担当PCの部門管理者、利用者に確認してください。