CTの簡易操作ログファイルを収集する方法について説明します。
注意
この機能を利用するにはエージェントモードCTが必要です。
コマンドモードCTでは利用できない機能です。
ポリシーの設定変更
メインメニューにログイン後、[環境設定]-[ポリシーグループ管理]-[各種ポリシーの管理]-[基本動作ポリシー]-[インベントリ情報]、[収集項目の設定]で[簡易操作ログの収集]を以下のいずれかの設定に変更します。
項目 | 説明 | |
---|---|---|
[簡易操作ログの収集] | 各PCの簡易操作ログを収集するかを指定します。 | |
「する(サーバ通知する)」 | 選択すると、CTで簡易操作ログ情報を記録し、その情報をインベントリ収集時にサーバに通知します。 | |
「する(サーバ通知しない)」 | 選択すると、CTで簡易操作ログ情報を記録しますが、インベントリとしてサーバに通知しません。 | |
「しない」 | 選択すると、簡易操作ログを収集しません。 |
注意
V13.0.0以前のCSに今版のCSを導入した場合
簡易操作ログファイルの収集条件は、以下のように設定されます。
旧版(V13.0.0以前)においてメータリング機能を利用していた場合:
ソフトウェア稼働情報の収集
する
簡易操作ログの収集
「する(サーバ通知しない)」(操作ログをファイル収集していない場合)、または、
「する(サーバ通知する)」(操作ログをファイル収集していた場合)
ファイル収集
簡易操作ログファイルの指定は変更されません。
旧版(V13.0.0以前)においてメータリング機能を利用していない場合:
ソフトウェア稼働情報の収集
しない
簡易操作ログの収集
しない
V13.0.0以前のCTとの混在運用を行う場合
今版のCS導入後、新たにV13.0.0以前のCTに対して操作ログを収集する場合は、以下の手順を実施します。
「ソフトウェア稼働情報の収集」を[する]と設定します。
ファイル収集機能で以下のファイルを収集する設定とします。<DTPDIR>はマクロ定義であるため、そのまま入力してください。
<DTPDIR>\invcl\inv\meter\opelog\UserOperation.00.wdt
<DTPDIR>\invcl\inv\meter\opelog\UserOperation.01.wdt
<DTPDIR>\invcl\inv\meter\opelog\UserOperation.02.wdt
<DTPDIR>\invcl\inv\meter\opelog\UserOperation.03.wdt
ファイル収集機能の設定方法については、“3.1.1 クライアントの動作設定を行う”を参照してください。
設定内容を確認し、[適用]ボタンをクリックしてポリシーを変更します。
CTでは、変更したポリシーを受信後にログオンしたユーザーから、機能が有効になります。
簡易操作ログファイルの参照
作成された簡易操作ログファイルは、CTの以下のディレクトリに格納されます。
CTのインストールディレクトリ\invcl\inv\meter\opelog |
なお、CSに通知された場合は、CS上のファイル収集格納ディレクトリ配下に格納されます。
参照する場合は、直接ディレクトリ配下を参照してください。
簡易操作ログファイルは最大4ヶ月分保存されます。作成される各ファイルの意味は、以下のとおりです。
UserOperation.00.wdu:当月分の簡易操作ログファイル
UserOperation.01.wdu:前月分の簡易操作ログファイル
UserOperation.02.wdu:2ヶ月前の簡易操作ログファイル
UserOperation.03.wdu:3ヶ月前の簡易操作ログファイル
各ファイルの書式については、リファレンスマニュアルを参照してください。