NSアプライアンスに関連する高可用性について説明します。
リソースとしての高可用性
物理L-Serverの冗長化
NSアプライアンス用の物理L-Serverの作成時に、サーバの冗長化を指定すると、物理L-Serverが配備されているサーバで異常が検出された場合、自動切替え先になる予備サーバに切り替えることができます。
シャーシ故障時に対応したサーバ切替え
ROR CEで複数のブレードシャーシ(PRIMERGY BX900シリーズ)を管理している構成で、ブレードシャーシが故障した場合、故障していないブレードシャーシ上で物理L-Serverを起動することで、業務を再開できます。
ストレージの運用系・待機系の切替え
物理L-Serverが利用する運用系ストレージのボリュームが、待機系ストレージのボリュームとレプリケーションされている構成で、ディスク(システムディスク/データディスク)の運用系と待機系との間で切替えを実現します。
参照
管理対象リソースの高可用性の詳細については、「運用ガイド CE」の「第17章 管理対象リソースの高可用性」を参照してください。
Disaster Recovery
ROR CEと同様です。
詳細については、「DRオプション 説明書」を参照してください。