以下を確認してください。
管理LANと業務LANの構成が設計済みである
管理LANのネットワーク環境が設定済みである
ネットワークリソースに割り当てるVLAN IDが設計済みである
仮想ブリッジが事前に設定済みである
仮想ネットワークインターフェース(VNIF)用のMACアドレス範囲が決定している
また、以下の設定を行ってください。
仮想ブリッジを利用可能にするため、OSのNetworkManagerサービスを無効にします。
管理対象サーバでNetworkManagerサービスを無効にし、networkサービスを有効にします。
以下のコマンドを実行します。
# service NetworkManager stop <RETURN> |
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-NIC名ファイルを編集し、NM_CONTROLLED="no"に変更します。
例
編集前
DEVICE="eth0" |
編集後
DEVICE="eth0" |
管理対象サーバを再起動します。
以下のコマンドを実行します。
# shutdown -r now <RETURN> |
管理対象サーバでVLANを利用できるように設定を行います。
テキストエディタを使用して、管理対象サーバの/etc/sysconfig/networkファイル編集し、"VLAN=yes"を追加します。
例
編集前
NETWORKING=yes |
編集後
NETWORKING=yes |
管理対象サーバを再起動します。
以下のコマンドを実行します。
# shutdown -r now <RETURN> |
ネットワークの自動設定で、GLSを利用する場合、GLSの設定を行います。
詳細は、PRIMECLUSTER Global Link Servicesのマニュアルを参照してください。
仮想ブリッジの作成
事前に手動で仮想ブリッジを作成します。
IBPを利用する場合
仮想L-Serverの場合、VIOMに関係なく業務LANと管理LANで使用するIBPのアップリンクセットを1つずつ作成したあと、VMホストに接続してください。
アップリンクセットの名前とネットワークリソースの名前を同じにする必要はありません。
仮想ブリッジの作成
L-Serverがネットワークに接続するために、管理OS上で仮想ブリッジが必要です。
仮想ブリッジの設定は、RHEL-KVMのマニュアル、および「導入ガイド CE」の「C.6.4 ネットワークの手動設定」を参照してください。