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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.0 リファレンスガイド (コマンド/XML編)
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第2部 ファイルリファレンス > 第14章 XMLファイル > 14.6 ネットワーク構成情報 > 14.6.1 作成
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14.6.1 作成

ネットワーク構成情報のXML定義は以下のとおりです。

表14.12 ネットワーク構成情報のXML指定項目一覧

要素名

説明

取り得る値、または例

指定要否

exportでの出力

個別登録時

個別変更時

一括登録時

ネットワーク構成情報(NetConfig)

ネットワーク構成情報の集合

-

不可

不可

必須

○

ネットワークデバイス情報

(Netdevices)

ネットワークデバイス情報の集合

1つ以上のNetdeviceタグを指定します。

複数台のネットワーク機器を同時にネットワークデバイスとして登録する場合は省略できません。

不可

不可

可

○ (注1)

登録モード

(Mode)

登録モード

(省略可)

ネットワークデバイスの登録モードを指定します。

以下のどちらかを指定します。

  • add

    新規登録
    すでにリソース登録済みのIPアドレスと同じ場合、ネットワークデバイス情報を上書きしません。

  • modify

    既存の変更
    すでにリソース登録済みのIPアドレスと同じ場合、ネットワークデバイス情報を上書きします。

省略時は、"add"が指定されます。

不可

不可

可

×

管理IPアドレス

(Netdevice ip)

ネットワークデバイスの管理IPアドレス

IPv4アドレスを指定します。

必須

可

必須

○

管理LANのサブネットマスク

(Netdevice subnetmask)

管理LANのサブネットマスク

(省略可)

管理LANのサブネットマスクをIPv4形式で指定します。

NSアプライアンスを登録する場合、必ず指定します。

可

可

可

○ (注2)

管理LANのVLAN ID

(Netdevice vlanid)

管理LANのVLAN ID

(省略可)

1～4094までの整数を指定します。

NSアプライアンスを登録するときに、NSアプライアンスを配備する物理L-Serverの管理LANと異なるVLANを使用する場合だけ指定します。

可

可

可

○ (注2)

機器名

(Netdevice name)

ネットワークデバイスの名称

(省略可)

半角英数字、アンダースコア("_")、ハイフン("-")およびピリオド(".")で構成された32文字以内の文字列を指定します。

省略時は、SNMPで取得した標準MIBのsysNameの値が指定されます。

NSアプライアンスを登録する場合、必ず指定します。

なお、NSアプライアンスを登録する場合、文字列としてアンダ－スコア("_")は利用できません。

可

可

可

○

ロケーション

(Location)

ロケーション

(省略可)

半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列を指定します。

省略時は、SNMPで取得した標準MIBのsysLocationの値が指定されます。

可

可

可

○ (注2)

種別情報

(Types)

種別情報の集合

(省略可)

1つ以上のTypeタグを指定します。

可

可

可

○ (注1)

種別

(Type)

ネットワークデバイスの種別

(省略可)

ネットワークデバイスの種別を指定します。

以下のどれかを指定します。

  • L2-Switch

  • Firewall

  • SLB

ここで、"Firewall"または"SLB"を指定したネットワークデバイスがネットワークプールへの登録対象になります。
省略時は"-"が指定されます。

NSアプライアンスを登録する場合、"Firewall"を指定します。

なお、複数の種別を持つネットワークデバイスを登録する場合、本要素を複数指定します。

可

可

可

○ (注2)

アプライアンスの種別

(ApplianceType)

アプライアンスの種別

(省略可)

アプライアンスの種別を指定します。

以下のどちらかを指定します。

  • physical

    物理アプライアンス

  • virtual

    仮想アプライアンス

省略時は、"physical"が指定されます。

NSアプライアンスを登録する場合、"virtual"を指定します。

可

可

可

○ (注2)

保守モード

(Maintenance)

保守モードの設定

(省略可)

保守モードの状態を指定します。

以下のどちらかを指定します。

  • true

    保守モード

  • false

    通常

省略時は、"false"が指定されます。

可

可

可

○

ネットワークデバイスへの自動設定

(AutoConfiguration)

ネットワークデバイスへの自動設定

(省略可)

ネットワークデバイスへの自動設定の状態を指定します。

以下のどちらかを指定します。

  • true

    自動設定の対象

  • false

    自動設定の対象外

省略時は、"true"が指定されます。

可

可

可

×

機器情報

(DeviceInfo)

機器情報

ネットワークデバイスのモデル定義、およびSNMPで自動収集する情報です。

ベンダー名、装置名またはモデル名を直接指定する場合は指定します。

可

-

可

○

SysObjectId

(SysObjectId)

SysObjectId

数値・ドット形式のOIDが指定されます。

SNMPで自動収集するため、指定する必要はありません。

-

-

-

○

ベンダー名

(Vendor)

ベンダー名

(省略可)

先頭半角英数字で、半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列を指定します。

L-Platformテンプレート用およびネットワークリソース用(ネットワークデバイス固有)のルールセット登録用フォルダー(注8)のベンダー名と同じ、任意の名前を指定します。

省略時は、ネットワークデバイスのモデル定義から取得したベンダー名が指定されます。

NSアプライアンスを登録する場合、"Fujitsu"を指定します。

可

-

可

○

装置名

(ProductName)

装置名(製品名)

(省略可)

先頭半角英数字で、半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列を指定します。

L-Platformテンプレート用およびネットワークリソース用(ネットワークデバイス固有)のルールセット登録用フォルダー(注8)の装置名またはモデル名と同じ、任意の名前を指定します。

省略時は、ネットワークデバイスのモデル定義から取得した装置名が指定されます。

可

-

可

○

モデル名

(ModelName)

モデル名

(省略可)

先頭半角英数字で、半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列を指定します。

L-Platformテンプレート用およびネットワークリソース用(ネットワークデバイス固有)のルールセット登録用フォルダー(注8)の装置名またはモデル名と同じ、任意の名前を指定します。

省略時は、ネットワークデバイスのモデル定義から取得したモデル名が指定されます。

NSアプライアンスを登録する場合、"NSAppliance"を指定します。

可

-

可

○

ファームウェア

(Firmware)

ファームウェアまたはIOSバージョン

文字列が指定されます。

SNMPで自動収集するため、指定する必要はありません。

-

-

-

○

グループID

(Redundancy group_id)

グループID

(省略可)

先頭半角英数字で、半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列を指定します。

同じグループIDに所属するネットワークデバイスは、同じベンダー名と装置名にしてください。

可

可

可

○ (注2)

管理情報

(MgmtInfos)

管理情報の集合

1つ以上のSnmpsタグ、LoginInfoタグなどを指定します。

必須

可

必須

○

SNMP情報

(Snmps)

SNMP情報の集合

(省略可)

1つのReadCommunityタグを指定します。

可

可

可

○

コミュニティー名

(ReadCommunity)

コミュニティー名

(SNMP情報を指定時は、省略不可)

半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列を指定します。

NSアプライアンスを登録する場合、必ず指定します。

可

可

可

○

ログイン情報

(LoginInfos)

ログイン情報の集合

(省略可)

1つ以上のLoginInfoタグを指定します。

可

可

可

○ (注1)

プロトコル

(LoginInfo protocol)

プロトコル

(省略可)

ログイン情報を利用してログインする場合のプロトコルを指定します。

以下のどれかを指定します。

  • remote_login

    TelnetまたはSSHのログイン情報の場合に指定します。
    Telnetでログイン可能な場合は、Telnetを使用します。Telnetでログインできない場合、SSHを使用します。

  • ftp

    FTPのログイン情報の場合に指定します。

  • telnet

    Telnetのログイン情報の場合に指定します。

  • ssh

    SSHのログイン情報の場合に指定します。

省略時は、"remote_login"が指定されます。

可

可

可

○

認証情報の管理方法

(LoginInfo auth_type)

認証情報の管理方法

(省略可)

認証情報の管理方法を指定します。

ネットワークデバイス内で管理する場合、"local password"を指定します。

省略時は、自動的に指定されます。

可

可

可

○ (注3)

管理者権限

(LoginInfo authority)

管理者権限の有無

(省略可)

アカウントの権限を指定します。

以下のどちらかを指定します。

  • user

    登録するネットワークデバイスが、利用者権限のアカウント("アカウント(User)"に指定したアカウント)で接続後に管理者権限へ移行して定義変更が可能な場合に指定します。

  • admin

    登録するネットワークデバイスが、管理者権限のアカウント("アカウント(User)"に指定したアカウント)で接続した場合だけ定義変更が可能な場合に指定します。

省略時は、"user"が指定されます。

可

可

可

○ (注3)

アカウント確認

(LoginInfo check)

アカウント情報の確認有無

(省略可)

登録時または変更時にアカウント情報を確認するかを指定します。

以下のどちらかを指定します。

  • true

    確認します。 (注4)

  • false

    確認しません。

省略時は、"false"が指定されます。

可

可

可

×

接続先IPアドレス

(IpAddress)

接続先IPアドレス

(省略可)

IPv4形式のIPアドレスを指定します。

ネットワークデバイスへの自動設定およびアカウント情報の確認(アカウント確認(LoginInfo check)に"true"を指定)を、管理IPアドレス(Netdevice ip)以外のIPアドレスに対して行う場合に指定します。

テナント名(Tenant)が同じログイン情報を複数指定する場合、同じIPアドレスを指定してください。

異なるIPアドレスが指定された場合または一部省略されている場合、管理者権限(LoginInfo authority)に"user"が指定されたログイン情報の接続先IPアドレス(IpAddress)に対して、ネットワークデバイスへの自動設定およびアカウント情報の確認を行います。

省略時は、管理IPアドレス(Netdevice ip)が指定されます。

可

可

可

○ (注3)

接続先ポート番号

(Port)

接続先への接続プロトコルのポート番号

(省略可)

1～65535までの整数を指定します。

ネットワークデバイスへの自動設定およびアカウント情報の確認(アカウント確認(LoginInfo check)に"true"を指定)を行うネットワーク機器のポート番号を指定します。

テナント名(Tenant)が同じログイン情報を複数指定する場合、同じポート番号を指定してください。

異なるポート番号が指定された場合または一部省略されている場合、管理者権限(LoginInfo authority)に"user"が指定されたログイン情報のポート番号に対し、ネットワークデバイスへの自動設定、およびアカウント情報の確認を行います。

省略時は、プロトコル(LoginInfo protocol)に指定した値に応じ、以下が指定されます。

  • 23 または 22

    "remote_login"の場合
    アカウント情報の確認の結果で成功したプロトコル(TelnetまたはSSH)の省略値(23または22)が指定されます。
    なお、アカウント情報の確認を行わない場合(アカウント確認(LoginInfo check)に"false"を指定)、Telnetの省略値(23)が指定されます。

  • 21

    "ftp"の場合

  • 23

    "telnet"の場合

  • 22

    "ssh"の場合

可

可

可

○ (注3)

テナント名

(Tenant)

テナント名

(省略可)

先頭半角英数字で、半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列を指定します。
オーケストレーションツリー上の、リソースが所属するテナントの名前を記載します。種別(Type)が"Firewall"または"SLB"の場合だけ指定してください。

グローバルプールに登録する場合、省略できます。

なお、アカウント(User)がネットワーク機器設定用ファイル管理で利用するアカウントの場合は省略してください。

可

可

可

○ (注3)

アカウント

(User)

接続時のアカウント

管理者権限(LoginInfo authority)で"user"を指定した場合、利用者権限のアカウントを指定します。
管理者権限(LoginInfo authority)で"admin"を指定した場合、管理者権限のアカウントを指定します。
アカウントは、半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列を指定します。

必須

可

必須

○ (注3)

パスワード

(Password)

接続時のパスワード

半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列を指定します。

NSアプライアンスを登録する場合、6文字以上32文字以内で指定します。

必須

可

必須

○ (注3)

管理者パスワード

(PrivilegedPassword)

管理者パスワード

(省略可)

半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列を指定します。

NSアプライアンスを登録する場合、6文字以上32文字以内で必ず指定します。

なお、管理者権限(LoginInfo authority)で"admin"を指定した場合、管理者パスワードは無効となります。

可

可

可

○ (注3)

パスワードの暗号化

(PasswordEncryption)

パスワードの暗号化有無

(省略可)

ネットワークデバイスのパスワードが暗号化されているかを指定します。

以下のどちらかを指定します。

  • true

    暗号化されている

  • false

    暗号化されていない

省略時は、"false"が指定されます。

なお、初回登録時は平文でパスワードを入力するため、"false"を指定してください。
エクスポート時は、セキュリティのため、パスワードが暗号化されて取り出され、本タグも"true"になります。
暗号化されたパスワードで登録する場合だけ、"true"を指定します。

可

可

可

○ (注3)

監視情報

(Monitoring)

監視情報

(省略可)

監視情報のタグを指定します。

可

可

可

○

監視方法

(Monitoring method)

監視方法

(省略可)

ネットワークデバイスの監視方法について指定します。

以下のどれかを指定します。

  • 0: 監視しない

  • 1: SNMP監視

  • 2: ping監視

  • 3: ping+SNMP監視

省略時は、"1"が指定されます。

可

可

可

○

監視間隔

(Interval) (注5)

監視間隔(秒)

(監視方法の変更時は、省略不可)

1～86400までの整数を指定します。

省略時は、"300"が設定されます。

可

可

可

○

リトライ回数

(RetryCount) (注5)

リトライ回数

(監視方法の変更時は、省略不可)

1～10までの整数を指定します。

省略時は、"3"が指定されます。

可

可

可

○

タイムアウト時間

(Timeout) (注5)

タイムアウト時間(秒)

(監視方法の変更時は、省略不可)

1～300までの整数を指定します。

省略時は、"30"が指定されます。

可

可

可

○

Web管理画面URL

(MgmtURL)

Web管理画面のURL

(省略可)

URLを指定します。

省略時は、"http://管理IPアドレス/"が指定されます。

なお、Web管理機能が提供されているネットワーク機器の場合だけ意味を持ちます。

可

可

可

○

ポート情報

(Ports)

ポート情報の集合

1つ以上のPortタグが指定されます。

-

-

-

○ (注1)

ポート名

(Port name)

ポート名

SNMPで取得した標準MIBのifNameの値が指定されます。

SNMPで自動収集するため、指定する必要はありません。

-

-

-

○

ポートの概要

(description)

ポートの概要

SNMPで取得した標準MIBのifDescrの値が指定されます。

SNMPで自動収集するため、指定する必要はありません。

-

-

-

○

通信状態

(PhysicalState)

通信状態

SNMPで取得した回線速度と通信モードが指定されます。

指定形式:回線速度(MB)/通信モード

通信モードには、以下のどれかが指定されます。

  • F

    全二重を表します。

  • H

    半二重を表します。

  • -

    不明を表します。

SNMPで自動収集するため、指定する必要はありません。

-

-

-

○

結線先の管理IPアドレス

(Link ip)

結線先機器の管理IPアドレス

IPv4形式のIPアドレスが指定されます。

-

-

-

○ (注2)

結線先のポート名

(Link port)

物理インターフェースの結線先のポート名

ネットワークデバイスの標準MIBのifNameに設定されているポート名が指定されます。

-

-

-

○ (注2)

結線先機器の種別

(Link kind)

結線先機器の種別

結線先の機器の種別が指定されます。

以下のどちらかが指定されます。

  • netdevice

    ネットワークデバイスを表します。

  • server

    サーバを表します。

-

-

-

○ (注2)

結線情報

(Links) (注6)

結線情報の定義

(省略可)

1つ以上のLinkタグで構成されます。
登録済の結線情報は一度すべて削除され、Linksタグで指定された結線情報が新たに登録されます。結線情報を変更しない(機器情報だけ変更する)場合、Linksタグは指定しないでください。
また、登録済の結線情報をすべて削除したい場合、Linksタグに以下を指定してください。

<Links><Link></Link></Links>

不可

不可

可

○ (注1)

結線情報の登録モード

(Mode)

結線情報の登録モード

(省略可)

結線情報の登録モードを指定します。

以下のどちらかを指定します。

  • add

    新規登録

    既に登録済みの結線と同じ場合、結線情報を上書きしません。

  • modify

    既存の変更

    既に登録済みの結線情報をすべて削除してから、新たに結線情報を登録します。

省略時は、"modify"が指定されます。

不可

不可

可

×

結線

(Link)

結線の定義

(結線情報を指定時は、省略不可)

1つのDevicesタグを指定します。

不可

不可

可

○ (注1)

機器情報

(Devices)

機器情報の定義

(結線の指定時は、省略不可)

2つのDeviceタグを指定します。

不可

不可

可

○ (注1)

機器の管理IPアドレス

(Device ip)

機器の管理IPアドレス

IPv4形式のIPアドレスを指定します。

不可

不可

必須

○

機器の名称

(Device name)

機器の名称

(指定不要)

機器の管理IPアドレスから登録されているネットワークデバイスの名称が指定されます。

ネットワークデバイス以外の機器の場合は、自動設定機能などで接続先となっている機器の名称が補完されます。

-

-

-

○

機器の種別

(Device kind)

機器の種別

(省略可)

機器の種別を指定します。

以下のどちらかを指定します。

  • netdevice

    ネットワークデバイスを表します。

  • server

    サーバを表します。

省略時は、"netdevice"が指定されます。

不可

不可

可

○

機器の接続ポート名

(Port) (注9)

機器の接続ポート名

文字列を指定します。

  • 機器の種別が"netdevice"の場合

    ネットワークデバイスの標準MIBのifName(注7)に設定されているポート名を指定します。

  • 機器の種別が"server"の場合

    L-ServerのNICの番号を指定します。

物理L-Serverの場合、「設計ガイド CE」の「9.3.5 管理対象サーバへの事前設定」で決定したラックマウント型サーバまたはタワー型サーバの場合のNIC番号を指定します。

例

「設計ガイド CE」の「9.3.5 管理対象サーバへの事前設定」で、ラックマウント型サーバの背面の左端のNIC番号を"1"と決定した場合、ここでは"1"を指定してください。

不可

不可

必須

○

外部サーバ情報

(FileServers)

外部サーバの定義

(省略可)

外部サーバのタグを指定します。

登録済の外部サーバ情報を削除したい場合、FileServersタグに以下を指定してください。

<FileServers><FileServer></FileServer></FileServers>

不可

不可

可

○

外部サーバの登録モード

(Mode)

外部サーバの登録モード

(省略可)

外部サーバの登録モードを指定します。

以下のどちらかを指定します。

  • add

    新規登録

    既に登録済みの外部サーバと同じ場合、外部サーバ情報を上書きしません。

  • modify

    既存の変更

    既に登録済みの外部サーバを削除してから、新たに外部サーバ情報を登録します。

省略時は、"modify"が指定されます。

不可

不可

可

×

外部サーバのIPアドレス

(FileServer ip)

外部サーバのIPアドレス

(外部サーバ情報を指定時は、省略不可)

外部サーバのIPアドレスをIPv4形式で指定します。

不可

不可

必須

○

外部サーバのアカウント

(User)

外部サーバのアカウント

(外部サーバ情報を指定時は、省略不可)

半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列を指定します。

不可

不可

必須

○

外部サーバのパスワード

(password)

外部サーバのアカウントのパスワード

(外部サーバ情報を指定時は、省略不可)

半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列を指定します。

不可

不可

必須

○

外部サーバのパスワードの暗号化

(PasswordEncryption)

外部サーバのパスワードの暗号化有無

(省略可)

外部サーバのパスワードが暗号化されているかを指定します。

以下のどちらかを指定します。

  • true

    暗号化されている

  • false

    暗号化されていない

省略時は、"false"が指定されます。

なお、初回登録時は平文でパスワードを入力するため、"false"を指定してください。
エクスポート時は、セキュリティのため、パスワードが暗号化されて取り出され、本タグも"true"になります。
暗号化されたパスワードで登録する場合だけ、"true"を指定します。

不可

不可

可

○

-: 登録または変更時に指定する必要はありません。自動設定などによって補完される要素です。ネットワーク構成情報をエクスポートした場合に通知されます。
○: ネットワーク構成情報のexport時に出力される要素です。
×: ネットワーク構成情報のexport時に出力されない要素です。
注1) 要素の配下のタグが定義されている場合だけ出力される要素です。
注2) 要素に対して値が設定されている場合だけ出力される要素です。
注3) ログイン情報が設定されている場合だけ出力される要素です。ログイン情報が設定されていない場合、省略時の値が存在する要素は省略値が出力されます。
注4) 以下の条件を満たしているネットワークデバイスだけアカウント確認が行われます。

ベンダー名

機種名

プロンプトの種類

プロンプト文字

Fujitsu

SR-X

IPCOM EX

ログインプロンプト

Login:

パスワードプロンプト

Password:

コマンドプロンプト

任意の文字列#

任意の文字列>

Cisco

Catalyst

ASA

ログインプロンプト

Username:

パスワードプロンプト

Password:

コマンドプロンプト

任意の文字列#

任意の文字列>

Nexus

ログインプロンプト

login:

パスワードプロンプト

Password:

コマンドプロンプト

任意の文字列#

任意の文字列>

Brocade

VDX

ログインプロンプト

Login:

パスワードプロンプト

Password:

コマンドプロンプト

任意の文字列#

任意の文字列>

F5 Networks

BIG-IP

ログインプロンプト
パスワードプロンプト
コマンドプロンプト

特に制約はありません。

コマンドプロンプトでは、任意の文字列に続く"#"または">"までをプロンプト文字として扱います。
BIG-IP LTMシリーズを機種名としては"BIG-IP"として扱います。

注5) 特別な要件がある場合だけ、値を設定してください。
注6) Cisco ASAと隣接するネットワークデバイスの間の結線情報は、登録する必要がありません。
注7) ネットワークデバイスの標準MIBのifNameが不明な場合、snmpwalkコマンドなどで確認できます。

>snmpwalk -v 1 -c [SNMPコミュニティー名] [IPアドレス] ifName <RETURN>

注8) L-Platformテンプレート用およびネットワークリソース用(ネットワークデバイス固有)のルールセット登録用フォルダーについては、「設計ガイド CE」の「F.3 ルールセット登録用フォルダーの作成」を参照してください。

注9) BIG-IPの結線情報を登録する場合、以下の手順で登録してください。

  1. 結線情報を除いたネットワーク構成情報の登録を行います。

  2. RORコンソールにて、登録したBIG-IPのリソース詳細画面より、ポート情報が表示されたことを確認します。

  3. 結線情報を含めたネットワーク構成情報の登録を行います。
    その際、ネットワークデバイスの登録モード(Netdevicesタグ配下のModeタグの値)は省略するか、"add"を指定してください。


例

  • 1つのネットワークデバイスを作成する場合

    <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<Netdevice ip="192.168.5.11" name="Firewall01">
  <Location>B1F</Location>
  <Types>
    <Type>Firewall</Type>
  </Types>
  <Maintenance>false</Maintenance>
  <AutoConfiguration>true</AutoConfiguration>
  <Redundancy group_id="1"></Redundancy>
  <MgmtInfos>
    <Snmps>
      <ReadCommunity>public</ReadCommunity>
    </Snmps>
    <LoginInfos>
      <LoginInfo protocol="telnet" auth_type="local password" authority="admin" check="true">
        <Tenant>TenantA</Tenant>
        <User>user</User>
        <Password>password</Password>
        <PrivilegedPassword>root_password</PrivilegedPassword>
        <PasswordEncryption>false</PasswordEncryption>
      </LoginInfo>
    </LoginInfos>
    <Monitoring method="3">
      <Interval>300</Interval>
      <RetryCount>5</RetryCount>
      <Timeout>60</Timeout>
    </Monitoring>
    <MgmtURL>https://192.168.5.11</MgmtURL>
  </MgmtInfos>
</Netdevice>

  • 複数のネットワークデバイスを一括作成する場合

    <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<NetConfig>
<Netdevices>
  <Mode>add</Mode>
  <Netdevice ip="192.168.5.11" name="Switch1">
    <Location>B1F</Location>
    <Types>
      <Type>L2-Switch</Type>
    </Types>
    <Maintenance>false</Maintenance>
    <AutoConfiguration>true</AutoConfiguration>
    <Redundancy group_id="1"></Redundancy>
    <MgmtInfos>
      <Snmps>
        <ReadCommunity>public</ReadCommunity>
      </Snmps>
      <LoginInfos>
        <LoginInfo protocol="telnet" auth_type="local password" authority="admin" check="true">
          <User>user</User>
          <Password>password</Password>
          <PrivilegedPassword>root_password</PrivilegedPassword>
          <PasswordEncryption>false</PasswordEncryption>
        </LoginInfo>
      </LoginInfos>
      <Monitoring method="3">
        <Interval>300</Interval>
        <RetryCount>5</RetryCount>
        <Timeout>60</Timeout>
      </Monitoring>
      <MgmtURL>https://192.168.5.11</MgmtURL>
    </MgmtInfos>
  </Netdevice>
  <Netdevice ip="192.168.5.10" name="Firewall1">
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