承認者は、申請プロセスの承認を行います。
承認者とは、申請時に回送先として指定されたテナント管理者です。
ポイント
申請プロセスが承認ありに設定されている場合に、承認者が申請プロセスの承認を行います。申請プロセスが回送されると、承認者に承認依頼メールが送信されます。
申請プロセスを承認するには、以下のように操作します。
受信した承認依頼メールに記載されているURLをクリックします。またはRORコンソールにログインします。
[申請一覧]タブを選択します。
マイタスク画面の[タスクフィルタ]ドロップダウンリストで、"マイタスク"を選択します。
未承認のタスク一覧が表示されます。
"マイタスク"の[要約]タブの優先度で、タスクの優先度を0~2147483647の半角数字で指定できます。初期値は8です。
数字の大きいタスクの優先度が高くなります。優先度を設定することにより、タスク一覧で、タスクを優先度順にソートすることができます。
プロセスインスタンスのタスクを選択して、[詳細]タブをクリックします。
[フォーム]パネルの[申請内容]タブを選択します。
申請内容を確認します。
L-Platform利用申請(L-Platformテンプレートの構成変更を行った場合)およびL-Platform構成変更の申請の場合は、[詳細]に変更前の情報も表示されます。また、対応するL-Platformの概算料金が表示されます。
[承認]タブを選択します。
必要に応じて、[承認コメント]にコメントを入力します。
[選択(MakeChoice)]パネルの[0:可決]ボタンまたは[1:否決]ボタンをクリックします。
[0:可決]ボタンをクリックしたあと、可決処理中にエラーが発生した場合は、エラー通知メールがインフラ管理者に送付されます。
[1:否決]ボタンをクリックした場合は、否決通知メールが申請者に送付されます。
ポイント
申請プロセスの審査
申請プロセスの審査は、インフラ管理者が行います。
申請プロセスに審査が設定されている場合は、承認者が[0:可決]ボタンをクリックすると、インフラ管理者に審査依頼メールが送付されます。インフラ管理者が申請を受理すると、申請されている処理が行われます。インフラ管理者が申請を却下すると、却下通知メールが申請者と承認者に送付されます。
申請プロセスに審査が設定されていない場合は、承認者が[0:可決]ボタンをクリックすると、申請されている処理が行われます。
概算料金の確認
L-Platformの概算料金は、システム運用管理者によって概算料金の表示機能が有効に設定されている場合にだけ表示されます。
なお、概算料金は次の時点での価格を表示しており、この後に構成要素の価格が変更されていても、再計算されません。注意してください。
新規のL-Platform利用申請時の価格
構成保存からのL-Platform利用申請の場合はL-Platform構成保存時点の価格
L-Platform構成変更時の価格
注意
[詳細]タブを選択しない、または[詳細]タブの[申請状況]タブを選択しない状態で、[選択(MakeChoice)]パネルの[0:可決]ボタンまたは[1:否決]ボタンをクリックすると、以下のメッセージが表示されます。
詳細タブ内に確認されていないフォームが存在します。処理を続行しますか。 |
処理を続行する場合は、[OK]ボタンをクリックしてください。フォームを確認する場合は、[キャンセル]ボタンをクリックし、[詳細]タブを選択するか、または[詳細]タブの[申請状況]タブを選択してください。
申請プロセスに審査が設定されていない場合で、申請を承認する際にL-Platform管理機能でエラーが発生した場合、インフラ管理者にエラー通知メールが送付されます。
申請を承認する際に、[結果要約]画面の結果に[失敗]と表示された場合、失敗したプロセスインスタンス名とエラー詳細をテナント管理者に連絡し、エラーの調査・対処を依頼してください。
エラー詳細は、[結果要約]画面のコメントの[詳細]ボタンをクリックすると表示されます。