単一リソースの移動
以下の手順で、リソースをほかのリソースプールに移動します。
オーケストレーションツリーで対象のリソースを右クリックし、表示されたメニューで[リソース移動]を選択します。
[リソースの移動]ダイアログが表示されます。
"移動先プール"に、リソースの移動先リソースプールを選択します。
<OK>ボタンをクリックします。
対象のリソースが選択したリソースプールに移動します。
複数リソースの移動
以下の手順で、リソースプールに登録されている複数のリソースをほかのリソースプールに移動します。
オーケストレーションツリーで対象のリソースプールを右クリックし、表示されたメニューで[リソース移動]を選択します。
[リソースの移動]ダイアログが表示されます。
"移動先プール"に、リソースの移動先リソースプールを選択します。
移動するリソースが、ディスクリソースの場合は、検索条件内にある<検索>ボタンを押下します。リソース名を入力後、<検索>ボタンを押下することで、"リソース一覧"に表示されるリソースを絞り込むことができます。
"リソース一覧"から移動するリソースを選択します。
<OK>ボタンをクリックします。
対象のリソースが選択したリソースプールに移動します。
テナントを利用してリソースを隔離する場合、移動が制限されることがあります。
詳細は、「第21章 リソースフォルダーの操作」を参照してください。
シン・プロビジョニングまたはストレージ自動階層制御を利用している場合、選択したリソースのシン・プロビジョニング/シック・プロビジョニングの設定有無によって、選択できる移動先リソースプールは異なります。
移動先リソースプールと登録できるリソースの関係については、「設計ガイド CE」の「10.1.2 ストレージの構成」を参照してください。
注意
移動するディスクリソースが、事前に作成されたLUNまたは仮想L-Server用のディスクリソースの場合、ディスクリソースを移動する前に、ディスク内のデータを削除することをお勧めします。ディスク内のデータを削除する方法については、「14.5 ストレージリソース」の注意事項を参照してください。
リソースフォルダー間の移動
以下の手順で、リソースをほかのリソースフォルダーに移動します。
ツリーで対象のリソースを右クリックし、表示されたメニューで[別フォルダーへ移動]を選択します。
[リソースの移動]または[プールの移動]のどちらかのダイアログが表示されます。
移動先のリソースフォルダーを選択します。
<OK>ボタンをクリックします。
対象のリソースが移動先リソースフォルダーに移動します。
テナントを利用してリソースを隔離する場合、移動が制限される場合があります。
詳細は、「第21章 リソースフォルダーの操作」を参照してください。
リソースがL-Serverの場合、rcxadm lserver moveコマンドを実行します。
rcxadm lserver moveコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.6 rcxadm lserver」を参照してください。
注意
シン・プロビジョニング属性のストレージリソースは、シン・プロビジョニング属性が設定されていないストレージプールへ移動できません。
シック・プロビジョニング属性のストレージリソースは、シン・プロビジョニング属性が設定されたストレージプールへ移動できません。
VMwareのデータストアの場合、シン・プロビジョニング属性が設定されたストレージプール、または設定されていないストレージプールのどちらへも移動できます。
詳細は、「設計ガイド CE」の「2.2.8 ストレージの簡易化」の「シン・プロビジョニングを利用したストレージの有効活用」を参照してください。
iSCSI接続するディスクリソース、または仮想L-Server用のディスクリソースの場合、シン・プロビジョニング属性が設定されたストレージプール、または設定されていないストレージプールのどちらへも移動できます。