事前準備
「設計ガイド CE」の「D.2 サーバの事前準備」の手順を参照してください。
セットアップ
構築済みの物理サーバやVMホストのリソースを本製品に登録します。
構築済みの物理サーバをL-Serverに関連付ける場合、「導入ガイド CE」の「付録B 物理L-Server作成のための設定」の、以下の手順を行ってください。
構築済みの仮想マシンをL-Serverに関連付ける場合、「導入ガイド CE」の「C.2 VMware」および「C.3 Hyper-V」の、以下の手順を行ってください。
リソースの登録
構築済みの物理サーバをL-Serverに関連付ける場合、以下の手順を行ってください。
ストレージ管理製品の登録
管理対象サーバの登録
構築済みの仮想マシンをL-Serverに関連付ける場合、以下の手順を行ってください。
VM管理製品の登録
管理対象サーバの登録
リソースのリソースプールへの登録
構築済みの物理サーバをL-Serverに関連付ける場合、以下の手順で、リソースをリソースプールに登録します。
物理サーバリソースをサーバプールに登録します。
サーバプールの[リソースの登録]ダイアログで、[OSインストール済のサーバを表示]チェックボックスにチェックを入れ、OSがインストール済みの物理サーバを指定してください。
L-Serverに関連付ける物理サーバに接続されているディスクを、ストレージプールに登録します。
アドレスセットリソースを登録します。
構築済みの物理サーバで使用中のMAC/WWNアドレスが含まれる範囲を指定してください。
ネットワークリソースを登録します。
構築済みの物理サーバや仮想マシンで利用されていないIPアドレスを指定してください。
サブネットアドレスの範囲内に、構築済みの物理サーバ、仮想マシンや他の装置で利用されているIPアドレスが含まれる場合、IPアドレスの重複が発生するため、[対象外とするIPアドレス]にそれらのIPアドレスを指定してください。
構築済みの仮想マシンをL-Serverに関連付ける場合、以下の手順で、リソースをリソースプールに登録します。
VMホストリソースをVMプールに登録します。
L-Serverに関連付ける仮想マシンで使用している仮想ストレージやディスクリソースを、ストレージプールに登録します。
ネットワークリソースを登録します。
構築済みの物理サーバや仮想マシンで利用されていないIPアドレスを指定してください。
サブネットアドレスの範囲内に、構築済みの物理サーバ、仮想マシンや他の装置で利用されているIPアドレスが含まれる場合、IPアドレスの重複が発生するため、[対象外とするIPアドレス]にそれらのIPアドレスを指定してください。
確認
「18.4.2 物理サーバの場合」および「18.4.3 仮想マシンの場合」の手順を実行して、構築済みの物理サーバや仮想マシンと関連付けられたL-Serverは、以下の方法で確認できます。
GUIでの確認方法
オーケストレーションツリーでL-Serverを選択し、[リソース詳細]タブを表示させ、[状態テーブル]の[制御対象リソース]に、情報が表示されているか確認してください。
[制御対象リソース]には、以下の文字列が表示されます。
[Server]の場合
物理L-Server、およびサーバが管理対象の仮想L-Serverです。
[Server,Storage]の場合
サーバ、およびストレージが管理対象の仮想L-Serverです。
コマンドでの確認方法
rcxadm lserver showコマンドを実行し、制御対象リソースの範囲(ControlledResources)が表示されているか確認してください。
詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.6 rcxadm lserver」を参照してください。
制御対象リソースの範囲には、以下の文字列が表示されます。
"Server"の場合
物理L-Server、およびサーバが管理対象の仮想L-Serverです。
"Server,Storage"の場合
サーバ、およびストレージが管理対象の仮想L-Serverです。