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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.0 導入ガイド
ServerView

H.1 BMC BladeLogic Server Automationとの連携

ここでは、本製品とBMC社のサーバ運用自動化ソフトウェアBMC BladeLogic Server Automationの連携について説明します。


連携ソフトウェア

本製品は、BMC BladeLogic Server Automation Suite 8.0以降のソフトウェアと連携できます。

注意

サーバ管理製品として本製品に登録する場合は、BMC BladeLogic Server Automation Suite 8.2以降のソフトウェアと連携できます。


機能概要

連携によって、以下のことが実現できます。

BMC BladeLogic Server Automationサーバ管理製品として本製品に登録する場合

BMC BladeLogic Server Automationサーバ管理製品として本製品に登録しない場合

機能詳細

BMC BladeLogic Server Automationをサーバ管理製品として本製品に登録する場合

BMC BladeLogic Server Automationをサーバ管理製品として本製品に登録しない場合

BMC BladeLogic Server Automationの導入

BMC BladeLogic Server Automationのマニュアルに従い、BMC BladeLogic Server Automationの導入作業を行ってください。本製品との連携に関する留意事項を以下に示します。

設定手順

BMC BladeLogic Server Automationをサーバ管理製品として本製品に登録する場合

BMC BladeLogic Server Automationをインストールしたあと、管理サーバ上で以下の設定を行ってください。詳細は、当社技術員に連絡してください。

  1. ユーザーの作成

    本製品と連携するためのユーザーを作成します。
    ユーザー名は"ServerAdmin"とします。
    "ServerAdmin"ユーザーのロールには、"BLAdmins"ロールを設定してください。

  2. 認証ファイルの作成

    bl_gen_blcli_user_infoコマンドを使用して、1.で作成したユーザーの認証ファイルを作成します。
    作成するファイルのパスと名前は以下のとおりです。

    パス

    【Windows】
    BladeLogicのインストールフォルダ\user

    【Linux】
    /opt/bmc/bladelogic/user

    名前

    user_info.dat

  3. 認証プロファイルの作成

    "server-profile"という名前の認証プロファイルを作成します。
    認証方法には"SRP"を指定してください。

  4. 接続確認

    Windowsの場合は"Administrator"、Linuxの場合は"root"で管理サーバにログインします。
    BladeLogicのコンソールを起動し、Application Serverへ接続します。

BMC BladeLogic Server Automationをサーバ管理製品として本製品に登録しない場合

連携は、本製品の処理のあとに、連携用のスクリプトを通してBMC BladeLogic Server Automationの機能を実行することで実現します。連携を利用する前に以下の手順で、BMC BladeLogic Server Automationの設定と連携用スクリプトの設定を行ってください。

共通設定

クローニングとソフトウェア配付を連携する場合に必要な設定

本製品に対して、以下を設定してください。

連携用のスクリプト"post_cloning_deploy.bat"を編集し、BMC BladeLogic Server Automationで作成したソフトウェア配付用のバッチジョブを指定してください。
以下に示す変数に指定されている値を書き換えてください。

変数

意味

JOB_GROUP

ジョブフォルダー名

JOB_NAME

バッチジョブ名


注意事項

連携用のスクリプトはマネージャーのアンインストール時に保存されません。そのため、必要に応じてバックアップしてください。