ネットワークマップには、本製品で管理しているリソースについて以下の情報が表示されます。
物理サーバと仮想サーバ内(仮想スイッチ、VMゲスト)のネットワーク構成
各リソース間のネットワーク接続状態
物理サーバと仮想サーバ内のVLAN設定状態
ネットワークマップには以下の2種類のマップがあり、必要に応じて切り替えて表示できます。
全体マップ
シャーシ、サーバと隣接するLANスイッチとの結線関係が表示されます。
基点マップ
選択したリソース(シャーシ、サーバ)内のサーバブレード、LANスイッチブレード、VMホスト、VMゲスト、仮想スイッチや結線関係にある隣接LANスイッチや隣接シャーシとの結線関係が表示されます。最大2シャーシを同時に表示できます。
ネットワークマップでは、各リソースの状態がリソースアイコンで表示されます。また、結線の状態は色で表示されます。
ネットワークマップは、関連するリソースを検索し、物理/論理結線を生成しています。
リソースの数(シャーシ、物理/仮想サーバ、NIC、物理/仮想スイッチ、およびポート)が多い場合、結線関係が増え、描画に時間がかかります。 (注)
この描画処理は、全体/基点マップの表示、およびネットワークマップの自動更新(1分間隔)時に行われます。
ネットワークマップの自動更新が行われると、描画のため操作が受け付けられなくなります。
一度ネットワークマップを表示したあとは自動更新を停止することで、自動更新による描画処理の影響を受けずに結線関係の操作ができます。
なお、自動更新の設定はブラウザに記録され、再ログインした場合も設定が引き継がれます。
注) 管理サーバと管理クライアントの負荷にもよりますが、目安として100~1500物理/仮想サーバ環境で1~10分ほど描画に時間がかかります。
参照
リソースアイコンについては、「13.4 各アイコンの説明」を参照してください。
結線の状態については、「13.5 結線表示の説明」を参照してください。
ネットワークマップの自動更新中は、RORコンソールの操作ができなくなることがあります。
[最新状態に自動更新]チェックボックスのチェックを外し、自動更新を停止することで、ネットワークマップを更新中にRORコンソールの操作ができるようになります。
ネットワークマップを最新状態にするには、更新ボタンをクリックしてください。
注意
Windowsのブリッジ接続の構成は対応していないため、結線関係が表示されません。
ネットワークマップでは以下の操作を行えます。
マップ種類の切替え
画面スクロール
移動ボタン
マップのドラッグアンドドロップ
広域図内表示枠のドラッグアンドドロップ
表示エリアの倍率変更
最新状態に自動更新の設定
最新状態に更新
広域図の開閉
表示条件の開閉
各種情報の表示または非表示の切替え
リソース情報
結線情報
VLAN
操作後の初期化表示
リソース選択による強調表示
リソース展開による詳細表示、およびリソース詳細情報の格納
サーバ(VMホストを含む)
LANスイッチ
VMゲスト
仮想スイッチ