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Systemwalker Operation Manager  導入手引書
Systemwalker

3.1.2 Windowsサーバ環境をバックアップする

Windowsサーバ環境をバックアップする場合の手順について説明します。

操作手順

バックアップは、Systemwalker Operation Managerのサーバ機能がインストールされているマシン上で、システム管理者(“Administrators”グループに属するユーザ)が行います。以下にバックアップの手順を示します。

  1. 退避データ格納先の空き容量の確認

    データ格納先のドライブに、十分な空き容量があることを確認してください。

  2. バックアップの実行

    バックアップはウィザードを使って実施します。

    1. 運用環境保守ウィザードを起動します。

      Server Core環境以外の場合は、[スタート]メニューの[プログラム]から[Systemwalker Operation Manager]を選択し、表示されたサブメニューから[ツール]-[運用環境の保守]をクリックします。

      Server Core環境の場合は、コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行してください。

      Operation Managerインストールディレクトリ\mpwalker.jm\mpcmtool\common\mpenvset.exe

      コマンドの詳細は、“リファレンスマニュアル”の“mpenvset 運用環境保守ウィザード起動コマンド”を参照してください。

      以下の画面が表示されますので、表示内容を確認して、[次へ]ボタンをクリックしてください。

    2. 処理の種類および退避データの格納先を指定します。

      以下の画面が表示されますので、[運用環境の退避]を選択し、退避データの格納先を指定して、[次へ]ボタンをクリックしてください。

      [退避データ格納先]:

      退避データの格納先を指定します。

      半角英数字32文字以内で指定します。空白を含むことはできません。

    3. 運用データの退避方法を指定します。

      以下の画面が表示されますので、必要に応じて退避オプションを選択してください。[次へ]ボタンをクリックしてください。

      [退避オプション]:

      以下の定義をします。

      [サービスを停止せずにデータの退避を行う]:

      サービスを停止しないでバックアップを行う場合に指定します。

      [共有DISK上のデータを退避する]:

      クラスタシステムにおける運用系のノードでバックアップを行う場合に指定が可能です。指定した場合は、運用系のノード上の情報と共有ディスク上の情報がバックアップされます。

    4. 設定内容を確認します。

      以下の画面が表示されますので、設定内容に問題がなければ、[次へ]ボタンをクリックしてください。

      バックアップ処理が開始され、以下の画面が表示されます。

      処理が完了すると、以下の画面が表示されます。

    以上で、バックアップ作業は完了です。

通信基盤のバックアップ

Systemwalker共通の機能である通信基盤は、swncbkrs 通信基盤バックアップ/リストアコマンドでバックアップすることができます。詳細は、“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”の“通信基盤コマンド”を参照してください。

Systemwalker認証リポジトリおよびSystemwalkerシングル・サインオンのバックアップ

Systemwalker認証リポジトリおよびSystemwalkerシングル・サインオンの設定情報のバックアップについては、“Systemwalker共通 Systemwalker共通ユーザー管理/Systemwalkerシングル・サインオン 使用手引書”を参照してください。