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Systemwalker Operation Manager  導入手引書
Systemwalker

2.2.3 ポート番号の変更方法

Systemwalker Operation Managerのポート番号の変更方法について説明します。

ポート番号の初期値

Systemwalker Operation Managerの各機能がデフォルトで使用するポート番号(ポート番号の初期値)が決まっています。ポート番号の初期値については、“C.1 ポート番号一覧”を参照してください。

ポート番号の初期値がすでに他製品で使用されている場合は、未使用のポート番号に変更する必要があります。

定義手順

Systemwalker Operation Managerが使用するポート番号は以下の手順で変更します。

  1. viやメモ帳などのエディタを使って、Systemwalker Operation ManagerサーバおよびSystemwalker Operation Managerクライアントがインストールされているマシンのservicesファイルを開きます。

  2. 変更対象の機能のサービス名と新たに使用するポート番号をservicesファイルに記述します。変更対象の機能のサービス名とポート番号がすでにservicesファイルに記述されている場合は、ポート番号のみ変更します。

    servicesファイル内に定義されているサービス名は、大文字と小文字が区別されることに注意してください。

注意

ポート番号を変更するときの注意

ポート番号を変更する場合は、以下のことに注意してください。

  • 動作OSの種類によって、servicesファイルの格納先が異なります。

    Windowsサーバの場合:

    システムルート\system32\drivers\etc\services

    UNIXサーバの場合:

    /etc/services

  • mjsnetのポート番号は、サーバ間でネットワークジョブを運用する場合の通信に必要なポート番号です。mjsnetのポート番号を変更する場合は、ネットワークの全サーバでポート番号を統一してください。

    なお、以下のいずれかの条件に該当する場合は、ネットワークジョブ機能で連携させるすべてのサーバにおいて、servicesファイルにポート番号を定義してください。

    • ネットワークジョブ機能で連携させるサーバのうち、1つでもservicesファイルに“mjsnet”のポート番号として9327/tcp以外を定義している。

    • ネットワークジョブ機能で連携させるサーバに、SystemWalker/OperationMGR V5.0L30以前のWindowsサーバが含まれている。

Enterprise EditionGlobal Enterprise Edition複数サブシステムを起動する場合のポート番号については、“2.6.2 サブシステム用のポート番号の設定”を参照してください。