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Systemwalker Operation Manager  導入手引書
Systemwalker

1.4.4 インストール後の作業

インストール後に、以下の作業を行ってください。

IPv6シングルスタック環境の場合

IPv6シングルスタック環境では、Systemwalker Operation ManagerのWebサーバを構築することはできません。このため、Systemwalker Operation Managerサーバをインストール後に、通信基盤の起動抑止設定をする必要があります。以下の手順を実施してください。

通信基盤の起動抑止操作手順

通信基盤の起動抑止設定を行うには、スーパーユーザでログインして、以下の操作を行ってください。

  1. Systemwalker Operation Managerを停止する

    以下のコマンドを実行します。

    /opt/systemwalker/bin/poperationmgr

  2. 以下の製品が導入されている場合は、各製品を停止する

    • Systemwalker IT Change Manager 14.0.0

    • Systemwalker IT Change Manager 14.1.0

    • Systemwalker Runbook Automation 14.1.0

    • Systemwalker Runbook Automation 15.0.0

    • Systemwalker Runbook Automation 15.1.0

    各製品の停止方法については、それぞれのマニュアルを参照してください。

  3. 通信基盤を停止する

    以下のコマンドを実行します。

    /opt/FJSVswnc/bin/swncctrl stop

  4. 通信基盤を起動抑止する設定を行う

    以下のコマンドを実行します。

    /opt/FJSVswnc/bin/swncuse -p SWOMGR -w OFF

  5. 通信基盤をプロセス監視の対象から外す設定を行う

    以下のファイルをviなどのエディタを使って開き、[設定内容]の修正を実施してください。

    [設定ファイル]

    /etc/opt/FJSVftlo/pmon/mppmon.usr

    [設定内容]

    “swncctrl”の行の値を「1」から「0」に変更する

    • mppmon.usr の編集後の例

      [BASE]
      rc.mpfwsec=1
      swncctrl=0      ←変更行
      
      [OMGR]
      S99JMCAL=1
      start_jmcmn=1
      start_jobs=1
      S99MJS=1
  6. Systemwalker Operation Manager を起動する

    以下のコマンドを実行します。

    /opt/systemwalker/bin/soperationmgr

  7. 2.で停止した製品を起動する

    各製品の起動方法については、それぞれのマニュアルを参照してください。


実行継続モードの操作について

jmmodeコマンドで実行継続モードを有効にしている環境で、Systemwalker Operation Managerの再インストールを行った場合は、jmmodeコマンドで実行継続モードを有効にする操作を、再度、実行してください。