差分データの形式には、以下に示す2種類があります。
差分データの形式は、抽出定義およびDBサービス定義で指定します。
差分データの形式 | 説明 |
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可変長型の列(注)に対する差分データの長さは、データベースを定義したときの列の定義長になります。 | |
可変長型の列(注)に対する差分データの長さは、列に格納されている有効なデータの長さになります。 |
注)可変長型の列とは、可変長文字列型(CHARACTER VARYING)、可変長各国語文字列型(NATIONAL CHARACTER VARYING)およびBLOB型(BINARY LARGE OBJECT)の列を指します。
標準形式は、以下のような場合に使用します。
複写元システムのLinkexpressやLinkexpress Replication optionが可変長ログ形式に対応していない場合
複写先システムのデータベースやLinkexpressが可変長ログ形式に対応していない場合
Oracle抽出レプリケーションの場合
グローバルサーバまたはPRIMEFORCEとのレプリケーションの場合
常に定義長に近いサイズのデータをデータベースに格納するシステムの場合
可変長ログ形式は、以下のような場合に使用します。
使用にあたっては、複写元システム、複写先システムのデータベースおよびLinkexpressが可変長ログ形式に対応している必要があります。
複写元データベースにBLOB型の列などの大規模な列を指定している場合
複写元データベースに可変長型の列を多く指定している場合