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FUJITSULinkexpress Replication option 説明書

1.10 データの抽出・転送・格納

Linkexpress Replication optionでは、レプリケーションでのデータの複写を以下の3つの処理で実現しています。

以下に、抽出処理から格納処理までの概要を示します。

  1. 抽出処理によりレプリケーション対象のデータを“抽出データ格納ファイル”に格納します。
    抽出したデータがレプリケーション対象の全データの場合(全件抽出)は、全複写となります。
    抽出したデータが差分ログファイル中の差分ログ(差分抽出)の場合は、一括差分複写となります。
    全件抽出と差分抽出の切分けは、抽出処理で実行する“データベース抽出コマンド”のオプションで指定することができます。詳細は、“6.14 lxextdbコマンド”または“6.31 lxrpoextコマンド”を参照してください。

  2. 抽出データ格納ファイルのデータを複写先システムの“受信ファイル”に転送します。
    データの転送には、Linkexpressのファイル転送機能(ファイル送信またはファイル受信)を使用します。ファイル転送については、“Linkexpress 運用ガイド”を参照してください。

  3. 受信ファイルのデータを格納処理により、複写先データベースに格納します。
    データの格納は、LinkexpressのDB連携機能を使用します。 DB連携機能については、“Linkexpress 運用ガイド”を参照してください。