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Interstage Service Integrator V9.4.1 メッセージ集
Interstage

2.1.2 一括情報採取ツールによる資料採取

トラブルシューティングによる対処”を行ってもトラブルが解決しない場合は、技術員に連絡を行う前に、一括情報採取ツール(iscollectinfoコマンド)を使用して調査用の資料採取を行ってください。
iscollectinfoは以下の場所に格納されています。

<INSDIR>\bin\collect

/opt/FJSVisco/bin

一括情報採取ツールを使用する前に環境変数スクリプトを実行し環境変数を設定してください。環境変数スクリプトの詳細については“ISI リファレンス”の“コマンドリファレンス”にある“環境変数の設定”を参照してください。
環境変数を設定していない場合、Interstage Service Integratorが出力する障害情報が採取されない場合があります。

一括情報採取ツールで採取する情報を、以下に示します。

一括情報採取ツールの詳細については“ISI リファレンス”の “iscollectinfo”コマンドを参照してください。

注意

  • 一括情報採取ツールは、トラブルが発生したISIサーバ上で実行してください。

  • 一括情報採取ツールを使用する際は、調査資料の格納先に十分な空き容量があることを確認後、一括情報採取ツールを実行してください。容量が不足している状態で一括情報採取ツールを実行した場合は、調査資料の採取に失敗することがあります。


  • 一括情報採取ツールで採取した資料を退避する際は、パーミッションやタイムスタンプなどのファイル情報をそのまま複写するよう必ず cp -pR コマンドで複写してください。

ポイント

一括情報採取ツールで採取されたディレクトリ配下を圧縮し技術員に連絡してください。