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Interstage Service Integrator V9.4.1 ISI Studio ヘルプ
Interstage

10.2.9 MQ連携の定義

WebSphere MQのキューへメッセージを送信するためのアウトバウンドサービスエンドポイントを定義する場合、接続方式“MQ”を指定します。

図10.22 MQ連携の画面例(プロパティビュー)

指定例

表10.16 プロパティの項目

項目

説明

指定例

接続方式

サービスエンドポイント作成時に指定した“MQ”が表示されます。

メッセージング

同期が表示されます。

キュー名

指定不要です。

ISIサーバ名

指定不要です。

シーケンス名

指定不要です。

呼び出し方式

MQでの呼び出し方式を選択します。

  • Oneway型
    ひとつのMQキューにメッセージを送信するような、Oneway型の通信を行う場合に選択します。

  • RequestResponse型
    MQキューにメッセージを送信し、別のMQキューから応答を取得するような、RequestResponse型の通信を行う場合に選択します。

Request用

MQアダプタ名

  • “Oneway型”を選択した場合
    MQキューからメッセージを送信するための、ISIから呼び出すアウトバウンドのMQアダプタのワークユニット名を指定します。
    ワークユニット名は、“esisetup_mqsnd”コマンドでセットアップしたアダプタ(“ISIMQSnd_”で始まるワークユニット名)を指定します。

  • “RequestResponse型”を選択した場合
    MQキューからメッセージを送信するための、ISIから呼び出すアウトバウンドのMQアダプタのワークユニット名を指定します。
    ワークユニット名は、“esisetup_mqreqres”コマンドでセットアップしたアダプタ(“ISIMQReq_”で始まるワークユニット名)を指定します。

必須
ISIMQSnd_00001
ISIMQReq_00001

メッセージヘッダ(MQMD)のバージョン

送信するWebSphere MQのメッセージの構造体のバージョン番号として、以下のどちらかを選択します。デフォルトは、“バージョン2”です。

  • バージョン1

  • バージョン2

必須
バージョン2

Response用

MQアダプタ名

MQキューからメッセージを受信するための、ISIから呼び出すアウトバウンドのMQアダプタのワークユニット名を指定します。
ワークユニット名は、“esisetup_mqreqres”コマンドでセットアップしたアダプタ(“ISIMQRes_”で始まるワークユニット名)を指定します。

本項目は、[呼び出し方式]で“RequestResponse型”を選択した場合のみ設定します。

必須
ISIMQRes_00001

応答電文の待ち時間を指定する

サービスエンドポイントで個別に応答電文の待ち時間を指定する場合にチェックをします。
チェックしない場合、MQアダプタ設定ファイルで指定された値が応答電文の待ち時間に使用されます。

本項目は、[呼び出し方式]で“RequestResponse型”を選択した場合のみ設定します。

指定する(チェックつき)

応答電文の待ち時間(ms)

応答電文を受信する際の待ち時間を指定します。
待ち時間はミリ秒単位で指定可能であり、0~60000(1分)の間で指定します。

本項目は、[応答電文の待ち時間を指定する]チェックボックスをオン(チェックつき)にした場合のみ設定します。

[応答電文の待ち時間を指定する]チェックボックスをチェックした場合、必須
3000

MsgIdを検索キーにする

MQメッセージの受信時に、検索キーとして追加でMsgIdを利用するかどうかを指定します。
チェックをした場合、MsgIdを検索キーとして追加で利用します。
チェックしなかった場合、検索キーはCorrelIdのみ利用されます。

本項目は、[呼び出し方式]で“RequestResponse型”を選択した場合のみ設定します。

利用する(チェックつき)