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Interstage Service Integrator V9.4.1 ISI Studio ヘルプ
Interstage

9.4 XMLメッセージから情報を取得する

XMLメッセージから情報を取得する場合、“XMLメッセージから情報取得”(以降、XML Emerger)を使用します。ステップ情報(個別)を指定する例は、以下の画面例のとおりです。

この例では、現在のペイロードの“/booklist/book/price/text()”で示される情報を取り出しています。

画面例

図9.10 XML Emergerの画面例(プロパティビュー)

指定例

表9.9 プロパティの項目

項目

説明

指定例

取得情報格納先ヘッダキー

取得した情報の格納先ヘッダキーを指定します。

price

XPath入力タイプ

パラメタに指定する値のタイプを指定します。以下から選択します。

  • ダイレクト入力(デフォルト)
    パラメタに渡す値を直接入力します。

  • ヘッダキー
    パラメタに渡す値が格納されたヘッダキーを指定します。

ダイレクト入力

情報取得対象XPath

情報取得対象が格納されている位置を指すXPathを指定します。

/booklist/book/price/text()

XPathについて

注意

  • XPathは、絶対パスで指定してください。相対パスは指定できません。

  • 配列のインデックスを指定しない場合、最初に出現した要素が指定されたものとして動作します。

  • 以下は、ISI 9.0以前のXPath指定を行う場合に注意してください。

    • ワイルドカードは指定できません。

    • 軸指定は“/”と“@”だけ指定できます。

XPathの指定例については、“付録A XPathの指定例”を参照してください。
なお、ISI 9.0以前のXPath指定を行うかどうかの設定については、“ISI 導入ガイド”を参照してください。