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Interstage Service Integrator V9.4.1 ISI Studio ヘルプ
Interstage

5.1.1 サービスエンドポイントを追加する

サービスエンドポイントを追加する方法について説明します。
操作手順は、以下のとおりです。

  1. 以下のどちらかを操作します。

    • ISIナビゲータービューに表示されているISIプロジェクト配下のツリーを選択し、ポップアップメニューの[新規サービスエンドポイント]をクリックします。

    • ISIナビゲータービューでサービスエンドポイントのツリーをダブルクリックし、サービスエンドポイントエディタを表示し、[追加]ボタンをクリックします。

      図5.1 サービスエンドポイントエディタの画面例

    ⇒[新規サービスエンドポイント]ダイアログボックスが表示されます。

    図5.2 [新規サービスエンドポイント]ダイアログボックスの画面例

    表5.1 [新規サービスエンドポイント]ダイアログボックスの項目

    項目

    説明

    備考

    サービスエンドポイント名

    サービスエンドポイント名を指定します。

    ISIプロジェクト内で一意な名前を指定してください。

    以下の半角文字列を指定できます。ただし、先頭は、英数字を指定してください。

    • 英数字

    • -(ハイフン)

    • _(アンダーバー)

    必須

    最大64バイト

    説明

    サービスエンドポイントについての説明を指定します。

    サービスエンドポイントについての説明を指定します。以下の文字を使用しないでください。

    • < (不等号(より小))

    • > (不等号(より大))

    • & (アンパサンド)

    • ' (シングルクォーテーション)

    • " (ダブルクォーテーション)

    利用シーン

    サービスエンドポイントの利用シーンを指定します。以下から選択します。

    • インバウンド
      受信側として使用するサービスエンドポイントです。

    • アウトバウンド
      送信側として使用するサービスエンドポイントです。

    • ISI同士のキュー間転送
      キュー間転送機能を利用して2つのISI間を接続するためのサービスエンドポイントです。

    • List Creator連携
      List CreatorのWebサービスに接続するためのサービスエンドポイントです。

    • その他
      [新規サービスエンドポイント]画面に列挙されていない利用シーンで利用するためのサービスエンドポイントです。

    必須

    接続方式

    サービスエンドポイントで使用する接続方式を指定します。以下から選択します。

    [新規サービスエンドポイント]画面で列挙されていない接続方式で利用する場合、「その他」を選択します。

    • SOAP

    • DB

    • ファイル

    • FTP

    • CORBA

    • MQ

    • III連携

    • カスタム

    • キュー間転送

    • その他

    必須

    メッセージング

    サービスエンドポイントのメッセージングを指定します。以下から選択します。

    • 同期
      同期通信を行います。

    • 非同期
      非同期通信を行います。

    必須

    [完了]ボタン

    サービスエンドポイントを作成し、ダイアログボックスを閉じます。

    サービスエンドポイントエディタに作成したサービスエンドポイントが追加されます。

    [キャンセル]ボタン

    処理をキャンセルし、ダイアログボックスを閉じます。

    ポイント

    「III連携」の接続方式を選択できるのは、ISI StudioとIII Studioの両方がInterstage Studioの同一ワークベンチにインストールされている場合に限ります。それ以外の環境では、「III連携」の接続方式は選択できません。

  2. 利用シーンで“その他”以外を選択し、かつ、接続方式でも“その他”以外を選択する場合は、サービスエンドポイントを作成するための情報を設定し、[完了]ボタンを押します。
    ⇒サービスエンドポイントエディタにサービスエンドポイントが追加されます。

  3. 利用シーンで“その他”から選択する場合は、利用シーンの“その他”をラジオボタンで選択したあと、[詳細]ボタンをクリックします。利用シーンの[詳細]ボタンが利用できるのは、利用シーンのラジオボタンで“その他”を選択した場合だけです。

    ⇒ [利用シーン]ダイアログボックスが表示されます。

    図5.3 [利用シーン]ダイアログボックスの画面例

    表5.2 [利用シーン]ダイアログボックスの項目

    項目

    説明

    備考

    ラジオボタン

    サービスエンドポイントの利用シーンを指定します。以下から選択します。

    • SOAP Gateway
      SOAP Gatewayの送信先となるサービスエンドポイントです。

    必須

    [OK]ボタン

    利用シーンの選択を確定してダイアログボックスを閉じます。

    [新規サービスエンドポイント]ダイアログ画面に戻ります。

    [キャンセル]ボタン

    利用シーンの選択をキャンセルしてダイアログボックスを閉じます。

    [新規サービスエンドポイント]ダイアログ画面に戻ります。

    [利用シーン]ダイアログボックスから利用シーンを選択して「OK」ボタンをクリックします。利用シーンの選択が確定し、[新規サービスエンドポイント]ダイアログ画面に戻ります。

    引き続きサービスエンドポイントを作成するための情報を設定し、[完了]ボタンを押します。
    ⇒サービスエンドポイントエディタにサービスエンドポイントが追加されます。

  4. 接続方式で“その他”を選択する場合は、接続方式の“その他”をラジオボタンで選択したあと、詳細ボタンをクリックします。接続方式の[詳細]ボタンが利用できるのは、接続方式のラジオボタンで“その他”を選択した場合だけです。

    ⇒[接続方式]ダイアログボックスが表示されます。

    図5.4 [接続方式]ダイアログボックスの画面例

    表5.3 [接続方式]ダイアログボックスの項目

    項目

    説明

    備考

    ラジオボタン

    サービスエンドポイントで使用する接続方式を指定します。以下から選択します。

    • MQD

    • JMS

    • JMS-R

    • RMI

    • JCA

    • 外部JMS

    • JAXM

    • JAX-RPC

    • SOAP(.NET)

    必須

    [OK]ボタン

    接続方式の選択を確定してダイアログボックスを閉じます。

    [新規サービスエンドポイント]ダイアログ画面に戻ります。

    [キャンセル]ボタン

    接続方式の選択をキャンセルしてダイアログボックスを閉じます。

    [新規サービスエンドポイント]ダイアログ画面に戻ります。

    [接続方式]のダイアログボックスから接続方式を選択して[OK]ボタンをクリックします。接続方式の選択が確定し、[新規サービスエンドポイント]ダイアログ画面に戻ります。

    引き続きサービスエンドポイントを作成するための情報を設定し、[完了]ボタンを押します。
    ⇒サービスエンドポイントエディタにサービスエンドポイントが追加されます。

    注意

    作成したサービスエンドポイントを保存していない場合、ISIナビゲータービューには追加されません。保存した時点で追加されます。

  5. プロパティビューで、サービスエンドポイントのプロパティを設定します。
    設定方法については、“5.2 サービスエンドポイントのプロパティを設定する”を参照してください。

ポイント

[利用シーン] 、[メッセージング]、[接続方式]の選択パターンによる組み合わせは、以下のとおりです。

表5.4 サービスエンドポイントの組み合わせ

利用シーン

メッセージング

接続方式

インバウンド

同期

CORBA

MQ

III連携

RMI(互換機能)

SOAP(.NET) (互換機能)

非同期

キュー間転送

ファイル

MQD(互換機能)

JMS(互換機能)

JMS-R(互換機能)

同期、または非同期

SOAP

カスタム

JAX-RPC(互換機能)

アウトバウンド

同期

CORBA

MQ

III連携

JCA(互換機能)

非同期

キュー間転送

FTP

外部JMS(互換機能)

MQD(互換機能)

JMS(互換機能)

JMS-R(互換機能)

JAX-RPC(互換機能)※1

同期、または非同期

SOAP

DB

カスタム

JAXM(互換機能)

ISI同士のキュー間転送

非同期

キュー間転送

List Creator連携

同期

JAX-RPC(互換機能)

SOAP Gateway(互換機能)

同期

JAXM(互換機能)

※1:“アウトバウンド+JAX-RPC+非同期”は、サービス利用側がISIからメッセージを受信する場合に定義する組合せです。