例をもとに、RMIを利用したアプリケーションの開発手順を説明します。
アプリケーションの開発は、以下の手順で行います。
図D.8 開発の手順
サービスエンドポイント名:endpointRMI
サービスエンドポイント定義を作成します。
メッセージ送受信APIを利用するためのサービスエンドポイント定義にサービスエンドポイント名“endpointRMI”を定義します。
作成方法については、“ISI Studio ヘルプ”を参照してください。
手順1で作成したサービスエンドポイント名をパラメタに設定し、通信制御クラス(ESIService)を生成します。
共通メッセージ(ESIMessage)を作成します。
共通メッセージの作成方法については、“D.5 共通メッセージの作成・操作”を参照してください。
ISIを呼び出し、共通メッセージを送受信します。
import com.fujitsu.esi.client.ESIAPIException;
import com.fujitsu.esi.client.ESIService;
import com.fujitsu.esi.client.ESIServiceFactory;
import com.fujitsu.esi.message.ESIMessage;
public class ESISend {
public static void main(String[] args) {
try {
//(2)通信制御クラス(ESIService)を生成
ESIService service = ESIServiceFactory.getService("endpointRMI");
//(3)ESIMessageを作成
ESIMessage message = new ESIMessage();
:
//(4)ISIを呼び出す
ESIMessage returnMessage = service.send(message); ……(a)
:
} catch (ESIAPIException e) {
e.printStackTrace();
}
}
}
|
メッセージ送受信APIの同期APIとして提供しているメソッドは、以下のとおりです。
同期送信呼出し:send(ESIMessage)