ページの先頭行へ戻る
Interstage Service Integrator V9.4.1 運用ガイド
Interstage

1.2.1 ISI運用管理コンソールの起動

ISI運用管理コンソールは、以下の手順で起動します。

  1. ワークユニット「ESIAdminServer」の起動

    注意

    ワークユニット「ESIAdminServer」の起動は、必ず以下のユーザで起動してください。
      ユーザ名:root

    1. Interstage Application Serverの管理コンソール(Interstage管理コンソール)の左フレームで、[ワークユニット]を選択します。

    2. 右フレームで、ワークユニット名の一覧から以下のワークユニットを起動します。

      ESIAdminServer

    以下のコマンドを使用してワークユニットを起動することもできます。

    isstartwu ESIAdminServer
  2. ISI運用管理コンソールの起動

    ISI運用管理コンソール操作端末でWebブラウザを起動し、ISI運用管理コンソールのURLを指定して接続します。

    Webブラウザのアドレスに以下を指定します。

    http://ホスト名:ポート番号/esiadmin/

    ホスト名:ISIをインストールしたサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。
    ポート番号:ポート番号を指定します。デフォルトは、「80」です。

    ポイント

    [スタート]メニューの[すべてのプログラム]- [Interstage Service Integrator]-[ISI運用管理コンソール]をクリックしても起動できます。

    SSL環境でISI運用管理コンソールを運用している場合は、以下のURLでログインページへアクセスします。

    ホストがlocalhost、SSL用のポート番号が「443」の場合

    https://localhost:443/esiadmin

    ポイント

    SSL環境でISI運用管理コンソールを運用している場合は、[スタート]メニューの[すべてのプログラム]- [Interstage Service Integrator]-[ISI運用管理コンソール]のプロパティを開き、URLをSSL環境用に編集してください。

  3. ISI運用管理コンソールのログイン画面が表示されます。

    図1.7 ログイン画面

ログイン

ISI運用管理コンソールのログインユーザは、Interstage管理コンソールのログインユーザに統合されています。

Interstage管理コンソールの利用者は、以下の権限を持つユーザに分類されます。この分類のことをロールと呼びます。

ISI運用管理コンソールでは、Administrators、またはConfiguratorsのロールに属するユーザだけが利用できます。ログインユーザの権限によって操作できる範囲に違いはありません。(Administrators、Configuratorsのどちらに属していても、操作できる範囲は同じです。)

利用者は、ログインユーザを管理するリポジトリ(以降、ユーザリポジトリと呼びます)として以下のどちらかを選択できます。選択したユーザリポジトリに対してログイン認証を行います。

デフォルトではOSに登録されているユーザ認証を使用します。

ロールの詳細、およびユーザリポジトリの変更方法は、“Interstage Application Server運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソールによるInterstage運用”を参照してください。

ISI運用管理コンソールでは、以下の表のように権限を持つユーザに分類されます。この分類のことをロールと呼びます。設定できるロールは、認証方式により異なります。また、ログインユーザの権限によって操作可能な機能範囲も異なります。

利用者は、ログインユーザを管理するリポジトリ(以降、ユーザリポジトリと呼びます)として以下のどちらかを選択できます。選択したユーザリポジトリに対してログイン認証を行います。

デフォルトではOSに登録されているユーザ認証を使用します。

ロールの詳細、およびユーザリポジトリの変更方法は、“Interstage Application Server運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソールによるInterstage運用”を参照してください。

ログインユーザ

ロール

与えられる権利

分類方法

OS認証

ディレクトリサービス認証

システム管理者

Administrators

[管理者権限]

すべての運用操作を行うことができます。

root

Interstageの運用操作のロール情報を管理するディレクトリAdministratorsに登録したユーザ

Interstage運用者

Configurators

[運用操作権限]

ISIのサービスを起動、または停止できます。また、リカバリメッセージ/メッセージ蓄積などの運用操作ができます。

[参照権限]

環境設定ファイルの現在の状態を参照できます。また、実行モニタ/ログの参照ができます。

Interstage運用グループに属するユーザ

Interstageの運用操作のロール情報を管理するディレクトリConfiguratorsに登録したユーザ

Interstage運用者の詳細については、“1.5 利用者制限”を参照してください。

Interstageの運用操作のロール情報を管理するディレクトリConfiguratorsに登録したユーザで、ISI運用管理コンソールにログインし、ISIのサービスを起動、または停止する場合、ディレクトリサービスのユーザとOSのユーザを対応づけてください。詳細については、“Interstage Application Server運用ガイド(基本編)”の“ログインユーザの権限”を参照してください。

ログインに成功した場合は、ISI運用管理コンソールのメニュー画面が表示されます。ログインに失敗した場合は、失敗した原因とともに再度ログイン画面が表示されますので、原因を取り除いたあと、再度ログインを行ってください。

ISI運用管理コンソールにログイン後、画面上部のメニュータブを切り替えることで、各機能を操作できます。
なお、各機能操作時の情報/エラーメッセージは、ISI運用管理コンソールの左下に表示されます。

図1.8 メニュー画面

ポイント

起動、および停止、非同期通信のリカバリは、コマンドからも実行できます。コマンドの実行方法は、“1.1 ISIサーバの運用管理”を参照してください。