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Interstage Service Integrator V9.4.1 解説書
Interstage

4.3.2 運用と保守

ISIを利用した運用では以下の操作が必要になります。

4.3.2.1 日常的な運用

ログファイルの削除

運用中に出力される以下のログファイルについて、定期的に削除する必要があります。

特にシーケンスログは日単位にファイルがバックアップされるため、処理量が多いシステムではディスクを圧迫する可能性があります。

シーケンスログ

ISIのシーケンス処理が実行された情報を出力するログです。

トレースログ

ISIの処理でエラーが発生した場合などに出力されるログです。

シーケンスログ、トレースログについては、“ISI運用ガイド”の“ログファイル”を参照してください。

メッセージ蓄積データベースの保守

メッセージ蓄積データベースの格納スペースを3ヶ月単位で切り換えてください。

4.3.2.2 異常発生時の運用

非同期メッセージング(メッセージ保証なし)構成利用時の失敗メッセージのリカバリ

メッセージのメディエーション処理または送信処理に失敗した場合、失敗したメッセージが退避キューに保存されます。このメッセージを再実行するか、退避キューから削除する必要があります。

非同期メッセージング(メッセージ保証あり)構成利用時の失敗メッセージのリカバリ

メッセージの処理に失敗した場合、失敗したメッセージがメッセージ蓄積データベースに保存されます。このメッセージを再送信するか、再送対象外にステータス変更する必要があります。