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Interstage Information Storage 運用ガイド
Interstage

1.6.3 データの抽出

業務定義ファイルと抽出プロパティファイルを作成したら、dfbselectコマンドによりデータの抽出を行います。

dfbselectコマンドが異常終了した場合は、"2.10.5 抽出コマンド異常終了時のリカバリ"を参照して対処してください。


業務定義ファイル"/DATA/business1.xml"、抽出プロパティファイル"/DATA/extProp.txt "を指定し、実行クラス"ClassA"を使用して、抽出プロパティファイルに記述された抽出条件を実行する。

dfbselectコマンドの実行結果は抽出結果ファイル"/DATA/a.txt"に出力される。

dfbselect bus_file=/DATA/business1.xml prop_file=/DATA/extProp.txt select_file=/DATA/a.txt class_name=ClassA <Enter>

参照

実行クラスの詳細は“解説書”の“実行クラス制御”を参照してください。

dfbselectコマンドの詳細については“コマンドリファレンス”を参照してください。


注意

  • dfbselectコマンドでは、データの抽出は1つのカテゴリに対してだけ、実施します。複数カテゴリにまたがった抽出は行えません。

  • XML形式のファイル出力では、抽出結果のXML文書を出力する際に、XML文書の後ろに区切りとして改行を付加します。

  • fjcx圧縮方式で格納されたXML文書は、データの圧縮効果を高めるため、XMLマークアップを整形します。そのため、格納前と抽出時でXMLマークアップが異なりますが、XML文書のデータ値としては変更ありません。
    格納時の変換規則については、“表1.2 XML文書をfjcx圧縮方式で格納する場合の変換規則”を参照してください。