変更内容
変更内容について以下に示します。
RDBディレクトリファイルの最大容量は2ギガバイトに制限されています。
したがって、管理可能なデータベース規模が以下の表のように制限されています。
| RDBディレクトリファイルで管理可能な規模 (注1) | ||
---|---|---|---|
ページ長 | 管理可能サイズ (注2) | ||
スケーラブルディレクトリあり | スケーラブルディレクトリなし | ||
RDBシステムの合計 | 1キロバイト | 約270テラバイト | 約2.7テラバイト |
2キロバイト | 約540テラバイト | 約5.4テラバイト | |
4キロバイト | 約1.1ペタバイト | 約10.8テラバイト | |
8キロバイト | 約2.1ペタバイト | 約21.7テラバイト | |
16キロバイト | 約4.2ペタバイト | 約43.5テラバイト | |
32キロバイト | 約8.5ペタバイト | 約87.1テラバイト | |
1つのデータベーススペース | (無依存) | 2テラバイト-1バイト | 2テラバイト-1バイト |
1つのDSI | 1キロバイト | 約175ギガバイト | 約175ギガバイト |
2キロバイト | 約351ギガバイト | 約351ギガバイト | |
4キロバイト | 約703ギガバイト | 約703ギガバイト | |
8キロバイト | 約1.3テラバイト | 約1.3テラバイト | |
16キロバイト | 2テラバイト-1バイト | 2テラバイト-1バイト | |
32キロバイト | 2テラバイト-1バイト | 2テラバイト-1バイト |
注1) 全DSIが、同一ページ長とした場合の換算値
注2) RDBディレクトリファイルで作成可能なページ数から計算したデータベース規模
RDBディレクトリファイルの形式を変更することにより、管理可能なデータベース規模は、以下の表のように拡大されます。
| RDBディレクトリファイルで管理可能な規模 (注1) | ||
---|---|---|---|
ページ長 | 管理可能サイズ (注2) | ||
スケーラブルディレクトリあり | スケーラブルディレクトリなし | ||
RDBシステムの合計 | 1キロバイト | 約1040ペタバイト | 約10.4ペタバイト |
2キロバイト | 約2240ペタバイト | 約22.4ペタバイト | |
4キロバイト | 約4320ペタバイト | 約43.2ペタバイト | |
8キロバイト | 約8760ペタバイト | 約87.6ペタバイト | |
16キロバイト | 約17560ペタバイト | 約175ペタバイト | |
32キロバイト | 約35160ペタバイト | 約351ペタバイト | |
1つのデータベーススペース | (無依存) | 2テラバイト-1バイト | 2テラバイト-1バイト |
1つのDSI | (無依存) | 2テラバイト-1バイト | 2テラバイト-1バイト |
注1) 全DSIが、同一ページ長とした場合の換算値
注2) RDBディレクトリファイルで作成可能なページ数から計算したデータベース規模
非互換
6.0.1以前の製品から7.0以降へ移行される場合、以下の非互換が発生します。
6.0.1以前の製品で作成されたRDBディレクトリファイルを使用して、7.0以降で起動させた場合、エラーが発生します。
RDBディレクトリファイルのメモリ/ディスク使用量が、6.0.1以前より増加します。
対処
非互換に対して、以下の手段を提供します。
RDBディレクトリファイルの形式変換用のコマンド(rdbconvdir)で、6.0.1以前の製品で作成されたRDBディレクトリファイルを、7.0以降の形式に変換することができます。
RDBディレクトリファイルのメモリ/ディスク使用量を見積もりなおしてください。
参照
RDBディレクトリファイルのメモリ/ディスク使用量の見積り式については、“セットアップガイド”を参照してください。