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Symfoware Server V11.0.0 アップデート情報
Symfoware

SolarisLinux2.40 JDBCドライバ使用時のLD_PRELOAD環境変数廃止(Solaris/Linuxの場合)

変更内容

8.0.1以前
Interstage Application Serverを使用する場合の環境設定
SolarisSolarisの場合

アプリケーションを実行する環境のロケールがja_JP.UTF-8以外の環境から、文字コード系がUNICODEのデータベースにアクセスする場合、Interstage 管理コンソールの[システム]の[ワークユニット]にある[ワークユニット名]の中の[環境設定タブ画面]の[ワークユニット設定]の環境変数に、以下の設定を行う必要があります。

LD_PRELOAD=/etc/opt/FSUNiconv/lib/libicv.so
LinuxLinuxの場合

アプリケーションを実行する環境のロケールがja_JP.UTF-8以外の環境から、文字コード系がUNICODEのデータベースにアクセスする場合、Interstage 管理コンソールの[システム]の[ワークユニット]にある[ワークユニット名]の中の[環境設定タブ画面]の[ワークユニット設定]の環境変数に、以下の設定を行う必要があります。

32ビットの場合

LD_PRELOAD=/opt/FJSVrdb2b/lib/librdb2bicv.so

64ビットの場合

LD_PRELOAD=/opt/FJSVrdb2b/lib/librdb2bicv64.so
Javaアプリケーションの環境設定
SolarisSolarisの場合

アプリケーションを実行する環境のロケールがja_JP.UTF-8以外の環境から、文字コード系がUNICODEのデータベースにアクセスする場合、JDBCドライバが動作している環境で、以下の設定を行う必要があります。

LD_PRELOAD=/etc/opt/FSUNiconv/lib/libicv.so
LinuxLinuxの場合

アプリケーションを実行する環境のロケールがja_JP.UTF-8以外の環境から、文字コード系がUNICODEのデータベースにアクセスする場合、JDBCドライバが動作している環境で、以下の設定を行う必要があります。

32ビットの場合

LD_PRELOAD=/opt/FJSVrdb2b/lib/librdb2bicv.so

64ビットの場合

LD_PRELOAD=/opt/FJSVrdb2b/lib/librdb2bicv64.so
9.0.0以降
Interstage Application Serverを使用する場合の環境設定

LD_PRELOAD環境変数の設定は不要となります。

Javaアプリケーションの環境設定

LD_PRELOAD環境変数の設定は不要となります。

非互換

アプリケーションを実行する環境のロケールがja_JP.UTF-8以外の環境から、文字コード系がシフトJISまたはEUCのデータベースにアクセスする場合、“-”、“∥”、“~”、“¢”、“£”、“¬”などの文字データを入出力する際、文字化けまたはコード変換エラーの事象が発生する場合があります。

また、この条件の場合、以下の列からデータを取り出すと、コード変換によりJYP2084E(文字データの有効文字が失われます)のエラーとなります。

対処方法

文字化けまたはコード変換エラーの事象が発生する場合は、以下の方法で対処してください。

Interstage Application Serverを使用する場合の環境設定

Interstage 管理コンソールの[システム]の[リソース]にある[JDBC]の[データソース名]の中の[環境設定タブ画面]の[その他パラメタ]に、以下の設定を行ってください。

codeselect=OS
Javaアプリケーションの環境設定

JDBCデータソース情報設定画面の[オプション]ボタンを押し、データソースのオプション情報設定画面を表示し、[その他パラメタ]に、以下の設定を行ってください。

codeselect=OS

上述した方法以外に、Interstage Charset Managerの機能を使用し、文字化けまたはコード変換エラーとなる文字データの対応定義を実施することで、対処することができます。

参照

詳細は、“Interstage Charset Manager 使用手引書 標準コード変換機能編”の以下を参照してください。

  • “標準コード変換関数(拡張関数)”の“iconv_ext”および“コーディング例”

  • “文字コード変換表のカスタマイズ”