変更内容
ODBCのSQLGetInfo関数の第2引数にSQL_CATALOG_NAME、およびSQL_MAX_CATALOG_NAME_LENを指定した場合の第3引数の返却値を変更します。
非互換
ODBCのSQLGetInfo関数の第2引数にSQL_CATALOG_NAME、およびSQL_MAX_CATALOG_NAME_LENを指定した場合の第3引数の返却値が以下のように変更になります。
第2引数 | 第3引数 | |
---|---|---|
9.2.0以前 | V10.1.0以降 | |
SQL_CATALOG_NAME | N | Y |
SQL_MAX_CATALOG_NAME_LEN | 0 | カタログ名の最大長 |
対処方法
9.2.0以前と同様の動作としたい場合、ODBCデータソースのオプションとして、CLI_SQL_CATALOG_NAME_COMPATIBLEにYESを設定してください。
CLI_SQL_CATALOG_NAME_COMPATIBLE={YES|NO}
CLI_SQL_CATALOG_NAME_COMPATIBLE=NO
SQLGetInfo関数の第2引数にSQL_CATALOG_NAMEを指定した場合、第3引数のバッファに“N”を返却します。SQLGetInfo関数の第2引数にSQL_MAX_CATALOG_NAME_LENを指定した場合、第3引数のバッファに“0”を返却します。
SQLGetInfo関数の第2引数にSQL_CATALOG_NAMEを指定した場合、第3引数のバッファに“Y”を返却します。SQLGetInfo関数の第2引数にSQL_MAX_CATALOG_NAME_LENを指定した場合、第3引数のバッファにカタログ名の最大長を返却します。