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Symfoware Server V11.0.0 アップデート情報
Symfoware

2.25 DatabaseMetaDataクラス、ResultSetMetaDataクラスの未サポートAPIのサポート

変更内容

fjsymjdbc2.jarにおいて、これまで未サポートとしていた以下のJDBCのAPIをサポートします。

非互換

上記APIのサポートに伴い、これまでAPI実行時にSQLExceptionの例外が発生していたものが、例外が発生しなくなり、JDBC規約通りに正常に動作するようになります。

対処方法

今回サポートするAPIが既存の動作となる(SQLExceptionの例外となる)ようにするためには、データソースのオプションとして、metadatacompatibleを設定してください。

指定形式

metadatacompatiable={YES|NO}

省略時

metadatacompatiable =NO

パラメタの意味
YES:

上記のAPIを実行時にSQLExceptionの例外が発生するようになります。

NO:

上記のAPIがサポートされ、実行時にSQLExceptionの例外が発生せず、正常に値が返却されるようになります。

オプションの設定方法として、JDBCデータソース登録ツールを使用する場合の例を説明します。symjddefdsコマンドを使用する場合、DriverManagerクラスのAPIを使用する場合には、“アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)”を参照し、それぞれの方法で、オプションを設定してください。

JDBCデータソース登録ツールを使用する場合

JDBCデータソース情報設定画面の[オプション]ボタンを押し、データソースのオプション情報設定画面を表示し、[その他パラメタ]に、metadatacompatiableオプションを設定します。