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Symfoware Server V11.0.0 アップデート情報
Symfoware

2.19 ポート番号の指定範囲の変更

変更内容

V10.1.0以降では、ポート番号を定義する以下の5つのシーンにおいて、ポート番号の指定範囲を1024~49151に変更します。

本製品としてはOSや他の製品が自動採番したポート番号と重複するのを避けるため、1024~32767の範囲を推奨します。

また、JDBCのネーミングサービスで使用するデフォルトポート番号を変更します。

非互換

注意

PCクライアント利用時は、以下の点に注意してください。

  • Windows(R) XPまたはWindows Server(R) 2003の場合

    9.2.0以前にWindowsサービスにJDBCのネーミングサービスのポート番号をデフォルトを使用して登録していた場合に、JDBC3.x対応ドライバおよびJDBC4.x対応ドライバを利用する場合は、JDBCのネーミングサービスのポート番号が26600で起動されます。ただし、ポート番号を1~5000および49152~65535を登録していた場合は、JDBCのネーミングサービスが起動できなくなります。ポート番号を5001~49151に変更して、WindowsサービスにJDBCのネーミングサービスを再登録してください。

  • Windows Vista(R)、Windows(R) 7、Windows Server(R) 2008またはWindows Server(R) 2008 R2の場合

    9.2.0以前にWindowsサービスにJDBCのネーミングサービスのポート番号をデフォルトを使用して登録していた場合に、JDBC3.x対応ドライバおよびJDBC4.x対応ドライバを利用する場合は、JDBCのネーミングサービスのポート番号が26600で起動されます。ただし、ポート番号を1~1023および49152~65535を登録していた場合は、JDBCのネーミングサービスが起動できなくなります。ポート番号を1024~49151に変更して、WindowsサービスにJDBCのネーミングサービスを再登録してください。

対処方法

/etc/servicesファイルを参照し、OSや他の製品が使用するポート番号を調査し、1024~32767の範囲で未使用の値を設定してください。

アップグレードインストールの場合は、RDBシステムの中でポート番号に1~1023および32768~65535を使用している可能性があります。設定内容を確認して、1024~32767の範囲で未使用の値に変更してください。

リモートアクセスで使用するポート番号およびJDBCのネーミングサービスで使用するポート番号の変更に合わせて、アプリケーションサーバで設定している接続先のポート番号を変更してください。