Internet Navigware 教材作成キット Professional V9.0
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第2章 作成できるオンデマンド型学習教材のタイプ

2.1 ポイント学習型の学習教材

Internet Navigware の診断が働かないタイプで、受講者が学習したい学習項目を選択します。選択した学習項目の学習が終わると、学習項目の選択ページ(目次ページ)に戻ります。
ただし、スマートデバイス型学習教材の場合は、代表学習項目のみの目次ページが表示され、受講者は学習したい代表学習項目を選択します。選択した代表学習項目の学習が終わると、代表学習項目の目次ページに戻ります。

教材の構成

“1.3 Internet Navigware の診断の仕組み” で Internet Navigware の特徴である診断機構について説明しました。診断機構は個別指導型および完全個別指導型の教材に対して働きます。ポイント学習型は診断が働かないタイプであるため、動作が異なります。学習時のフレームの表示は教材作成キットで定義した通りに順番に表示されます。

その違いのため、個別指導型や完全個別指導型とは教材の構成が多少異なります。
診断のための属性である、学習目標、前提条件および理解指数などはポイント学習型の教材にはありません。

進捗率

ポイント学習型の教材では個別指導型や完全個別指導型とは異なり、理解度の情報を持ちません。
学習項目ごとの進捗率は、

  進捗率 = 学習項目配下のフレームの得点の合計 / 学習項目配下のフレーム数 (%)

の式で計算されます。
フレームごとの得点の算出方法は、フレーム内の問題の数によって異なります。

フレーム内の問題ページ数 得点の算出方法
なし(説明ページのみ) フレームの学習を終了したときに 100 点が与えられる。
問題ページが1つ 問題の点数がフレームの点数となる。
問題ページが複数 問題の平均点がフレームの点数となる。

ポイント学習型は同じ学習項目を繰り返し学習することができます。一度学習した学習項目でも、再び選択することによりいつでも学習できます。

2回目以降の学習によって、理解度が下がることはありません。
各フレームの得点は履歴情報として記録されていますので、2回目以降の学習では理解度は、以前より得点のあがったフレームの情報だけが、更新されて計算されます。

【ポイント学習型の例】

ポイント学習型の教材例

最初に目次画面が表示されます。
青で表示されている“学習項目”を選択して学習を開始します。

【スマートデバイス型の例】
一般的に、ポイント学習型の教材をパソコンで利用する場合は上記の例のように動作しますが、スマートデバイス型学習教材をスマートデバイスで利用する場合は、動作が異なります。

スマートデバイス型の教材例

スマートデバイス型学習教材では、代表学習項目だけが表示されます。
表示されている“代表学習項目”を選択して学習を開始します。
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