Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0
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付録C 旧バージョンからの移行> C.3 Internet Navigware Server Enterprise Edition V8.0からの移行> C.3.3 システムの移行

C.3.3.1 同一サーバに上書きインストール

Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0 L40を、旧バージョンと同一のサーバに上書きインストールする場合は、以下の手順で行います。

  1. 旧バージョンのInternet Navigware Serverのワークユニットを停止します。
    停止方法は、旧バージョンのオンラインマニュアル“17.4 Internet Navigware Serverの停止”を参照してください。

  2. 旧バージョンの環境設定ファイルを、旧バージョンのインストール先ディレクトリにコピーします。

    [コピー元]
    旧バージョンのInterstage Application Serverのインストール先ディレクトリが“C:\Interstage”の場合

    《V8.0 L10からの移行の場合》

    C:\Interstage\J2EE\var\deployment\ijserver\inavi8\webapps\inavi\WEB-INF\conf


    《V8.0 L11からの移行の場合》

    C:\Interstage\J2EE\var\deployment\ijserver\inavi8\apps\inavi.war\WEB-INF\conf

    上記ディレクトリに格納された、次の3つのファイルをコピーします。


    [コピー先]
    旧バージョンのインストール先ディレクトリが“C:\Program Files\Fujitsu\INServerV8”の場合に、次のディレクトリにファイルを上書きコピーします。

    C:\Program Files\Fujitsu\INServerV8\template


  3. 旧バージョンのInterstage Application Serverをアンインストールします。
    Interstage Application Serverのアンインストール方法については、旧バージョンのInternet Navigware Serverのインストール説明書を参照してください。

  4. Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0 L40を上書きインストールします。
    Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0 L40のインストール方法については、本バージョンのインストール説明書を参照してください。

    上書きインストールした場合、手順2.でコピーした環境設定ファイルは、同ディレクトリに別名で保存されます。

    別名で保存されたInternet Navigware Server Enterprise Edition V8.0用の環境設定ファイル

    また、Internet Navigware Server Enterprise Edition V8.0用の設定ファイルから、Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0用の設定ファイルに自動的に変換されたファイルが、同ディレクトリに保存されます。

    Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0用の設定ファイル

    Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0を上書きインストールした場合、インストール先ディレクトリは、“C:\Program Files\Fujitsu\INServerV8”となります。

  5. 以下の手順で、Internet Navigware Serverの設定を確認します。
    1. タスクバーの [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]−[Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0] をポイントします。
    2. [Internet Navigware 環境設定] をクリックします。
    3. メール送信機能を使用していた場合、左ペインから[サーバ]−[メール連携]−[格納場所]をクリックします。
      右ペインの[即時送信メール]、[一括送信メール]、[エラーメール]の格納ディレクトリを、以下に変更します。
      以下の[変更前]の設定内容は、初期値から変更していない場合の設定例です。

      [変更前(V8.0L10からの移行の場合)]
      即時送信メール
      C:/Interstage/J2EE/var/deployment/ijserver/inavi8/webapps/inavi/WEB-INF/mailbox/sendbox
      一括送信メール
      C:/Interstage/J2EE/var/deployment/ijserver/inavi8/webapps/inavi/WEB-INF/mailbox/autobox
      エラーメール
      C:/Interstage/J2EE/var/deployment/ijserver/inavi8/webapps/inavi/WEB-INF/mailbox/errorbox

      [変更前(V8.0L11からの移行の場合)]
      即時送信メール
      C:/Interstage/J2EE/var/deployment/ijserver/inavi8/apps/inavi.war/WEB-INF/mailbox/sendbox
      一括送信メール
      C:/Interstage/J2EE/var/deployment/ijserver/inavi8/apps/inavi.war/WEB-INF/mailbox/autobox
      エラーメール
      C:/Interstage/J2EE/var/deployment/ijserver/inavi8/apps/inavi.war/WEB-INF/mailbox/errorbox

      [変更後]
      即時送信メール
      C:/Interstage/F3FMisjee/var/domains/interstage/applications/j2ee-modules/inavi/WEB-INF/mailbox/sendbox
      一括送信メール
      C:/Interstage/F3FMisjee/var/domains/interstage/applications/j2ee-modules/inavi/WEB-INF/mailbox/autobox
      エラーメール
      C:/Interstage/F3FMisjee/var/domains/interstage/applications/j2ee-modules/inavi/WEB-INF/mailbox/errorbox

    4. 左ペインから[データベース接続]をクリックします。
      右ペインの[使用するデータベース]、[DBサーバ]、[データベースの設定]を確認し、必要に応じて変更します。
      組込みデータベースを使用していた場合は、[使用するデータベース]をSymfowareに変更します。
    5. その他の設定を確認し、必要に応じて変更します。
      [OK]をクリックします。

      ※設定に変更が無い場合でも、必ず[OK]をクリックしてください。
  6. インストール時に指定した標準の教材ディレクトリ以外の教材ディレクトリを使用していた場合は、教材ディレクトリを設定します。設定方法は、“21.1 教材ディレクトリとは”を参照してください。

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