Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0
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付録C 旧バージョンからの移行> C.3 Internet Navigware Server Enterprise Edition V8.0からの移行

C.3.2 事前準備

データ移行を行う前に、移行元の旧バージョンにて以下の点を確認してください。


  1. 旧サーバの資産(データベース、教材)のバックアップを行います。 バックアップ手順は、旧バージョンのオンラインマニュアル“第23章 バックアップ/リストア”を参照してください。


    Symfoware Server(旧組込みデータベースを含む)を使用している場合、バックアップに使用するバッチファイルは、旧バージョンのバッチファイルではなく、本バージョンに付属するバッチファイル(invbackupV8.bat、cncbackupToV9L40.bat)を使用してください。
    invbackupV8.bat、cncbackupToV9L40.batは、Internet Navigware Serverのインストール媒体の、tools\backup\Symfoware\convertに格納されています。
    V8.0L10からの移行の場合、アップデートパックU002以降が適用されている必要があります。また、バックアップ手順は、アップデートパックU002以降のオンラインマニュアル“第23章 バックアップ/リストア”を参照してください。
    データベースのバックアップが完了後、ワークユニット起動手順は、実施しないでください。


  2. Symfoware Server(旧組込みデータベースを含む)、またはOracleを使用している場合、Internet Navigware Server Enterprise Edition V8.0がインストールされたサーバで、コマンドプロンプトを開き、カレントディレクトリを以下に移動します。

    <Internet Navigware Server Enterprise Edition V8.0インストール先ディレクトリ>\db


    例) Internet Navigware Server Enterprise Edition V8.0をインストールしたディレクトリが、“C:\Program Files\Fujitsu\INServerV8”の場合、以下のコマンドを実行します。

    C:\>cd "C:\Program Files\Fujitsu\INServerV8\db"


  3. Symfoware Server(旧組込みデータベースを含む)を使用している場合、以下の手順を実行します。

    1. Internet Navigware Server Enterprise Edition V8.0がインストールされたサーバで、DropInaviTable.bat、DropCnCTable.batを実行します。

    2. Internet Navigware Server Enterprise Edition V8.0がインストールされたサーバとSymfoware Serverがインストールされたサーバが異なる場合は、カレントディレクトリ内のdrop_symfodb.cmdを、Symfoware Serverがインストールされたサーバの任意のディレクトリにコピーします。

    3. Symfoware Serverがインストールされたサーバで、drop_symfodb.cmdを実行します。
      第1パラメタに、作業用ディレクトリを指定します。作業用ディレクトリの最後に\は指定しないでください。

      例) 作業用ディレクトリが、“c:\work”の場合

      C:\>drop_symfodb.cmd c:\work

      ※作業用ディレクトリはあらかじめ作成しておいてください。作業用ディレクトリ名は、空白を含んだファイル名等、ロングファイルネームを指定することは出来ません。8.3形式のフォルダ名を指定してください。8.3形式のフォルダ名はコマンドプロンプトでdir /xを実行することで取得することができます。

  4. Oracleを使用している場合、Internet Navigware Server Enterprise Edition V8.0がインストールされたサーバで、DropCnCTable.batを実行します。


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