Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0
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第2部 システム管理編> 第25章 シングルサインオン> 25.2 Interstage SSO

25.2.1 Interstage シングル・サインオン認証基盤

Interstage SSOを利用する場合、Interstage シングル・サインオン認証基盤が必要です。
Interstage シングル・サインオン認証基盤の構築と利用については、Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイドで説明されております。
詳細は、Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイドを参照してください。

■ 環境設定前の注意事項

Internet Navigware Server の環境設定を行う前に、Interstage SSOの管理者が認証基盤で環境構築する必要があります。その際、以下の点に注意してください。
Internet Navigware Server V9.0を保護リソースに登録する場合、保護パスにアプリケーション名のみ(例えば、/inavi/)を登録すると、コマンドのリモート接続やクライアント製品からの接続ができなくなります。そのため、保護パスには以下のように登録してください。

■ 業務サーバの環境構築

業務サーバの環境構築方法については、Interstage Application Server オンラインマニュアルのシングル・サインオン運用ガイドの「第3章 環境構築(業務サーバ管理者編)」を参照してください。
Internet Navigware Server V9.0では、シングル・サインオンJavaAPIを使用します。そのため、業務サーバを追加する際、シングル・サインオンJavaAPIが使用できるよう以下の設定を行ってください。

また、Internet Navigware Serverでは、Webブラウザのキャッシュを利用して実現する機能があります。そのため、業務サーバの追加後に、Webブラウザのキャッシュ を抑止しないよう設定を変更してください。設定方法につきましては、Interstage Application Server オンラインマニュアルのシングル・サインオン運用ガイドの 「付録J コンテンツのキャッシュの抑止」を参照してください。

■ Internet Navigware Serverの環境設定

  1. Internet Navigware ServerのIJServerクラスタを停止します。
    停止方法は、“18.4 Internet Navigware Serverの停止”を参照してください。
  2. シングル・サインオンJavaAPIを利用できるようにするため、 Internet Navigware Server V9.0のIJServerクラスタの環境設定を変更します。
    環境設定については、Interstage Application Server オンラインマニュアル のシングル・サインオン運用ガイドの「6.1.3 アプリケーション実行環境の設 定」および「6.1.4 アプリケーションの実行」を参照してください。
    以下の設定を行います。
  3. Interstage SSO機能を有効にします。
    Interstage SSO機能を有効にする方法は、“19.2.15 シングルサインオンの設定”を参照してください。
  4. Internet Navigware ServerのIJServerクラスタを起動します。
    起動方法は、“18.2 Internet Navigware Serverの起動”を参照してください。

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