Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0
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目次

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11.1 履歴のクリア
Internet Navigware Serverでは、コース単位で受講者の履歴情報を管理しています。履歴情報がクリアされる場合は、以下の8つのケースがあります。
- 繰り返し学習するために、受講者本人がコースの履歴情報をクリアした場合。
本人が履歴をクリアできるのは、教育管理者、部門教育管理者およびコース管理者から受講者自身の履歴クリアを許可されている場合のみです。
- 教育管理者、部門教育管理者、コース管理者、講師が受講者単位でコースの履歴情報をクリアした場合。
部門教育管理者は、担当する部門配下の受講者の履歴情報のみ削除できます。
コース管理者は、担当するコースの受講者の履歴情報のみ削除できます。
講師は、Internet Navigware 成績管理サービスを使用して担当するコースの受講者の履歴情報のみ削除できます。
- 教育管理者、部門教育管理者、コース管理者がコースを削除した場合。
そのコースを受講している受講者の履歴がすべてクリアされます。
- 教育管理者、部門教育管理者、コース管理者がコースから教材を解除した場合。
そのコースを受講している受講者の履歴がすべてクリアされます。
- 教育管理者、部門教育管理者、コース管理者が集合研修、通信教育、外部セミナーのコースの割当て情報を解除した場合。
そのコースを受講している受講者の“12.5 成績情報のインポート”を使用してインポートした履歴がすべてクリアされます。
- Internet Navigware管理ツールで確定後の教材を修正し「編集中」→「確定」にした場合。
教材の修正内容により、履歴情報がクリアされることがあります。詳細は、Internet Navigware 教材作成キット Professional V9.0のオンラインマニュアルの“付録E 教材確定後の変更における留意点”を参照してください。
- 学習履歴管理のコマンド(invadm log)にて、学習履歴の削除を行った場合。
コマンドで指定されたコースの学習履歴がクリアされます。学習履歴管理のコマンド(invadm log)については、“16.11.1 学習履歴の削除”を参照してください。
- 学習履歴の削除のコマンド(inutil deletelog)にて、学習履歴の削除を行った場合
コマンドで指定されたパラメタにしたがってデータベースから学習履歴が削除されます。学習履歴の削除のコマンド(inutil deletelog)については、“D.6 学習履歴の削除”を参照してください。
履歴情報がクリアされると、レポートの提出物も一緒にクリアされます。
履歴情報がクリアされても、コースの受講状態は「未受講」になりません。
受講状態を「未受講」に変更する場合は、“16.12.1 コースの受講状態の変更”を参照して受講状態を変更してください。
ライブのコースの履歴情報をクリアしても、出席状況はクリアされません。
他システムからインポートされたコースの履歴は、コースを削除する方法でのみ削除できます。
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