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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.0.0 リファレンスガイド インフラ管理者編

6.4.2 ファイルの詳細説明

テンプレート情報 (XMLファイル) は以下の形式となっています。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<template version="2.0">
	<id>[テンプレートID]</id>
	<lcid>[ロケールID]</lcid>
	<name>[テンプレート名称]</name>
	<baseTemplateId>[利用テンプレートID]</baseTemplateId>
	<ownerOrg>[オーナー(組織)]</ownerOrg>
	<ownerUser>[オーナー(利用者)]</ownerUser>
	<publicCategory>[公開区分]</publicCategory>
	<designSheetPath>[デザインシートパス]</designSheetPath>
	<releaseDate>[リリース日]</releaseDate>
	<numOfMaxVnet>[最大VNET数]</numOfMaxVnet>
	<numOfMaxVm>[最大VM数]</numOfMaxVm>
	<productId>[型番]</productId>
	<description>[説明]</description>
	<keyword>[検索キーワード]</keyword>
	<estimate>[見積概算金額]</estimate>
	<license>[ライセンス]</license>
	<support>[サポート]</support>
	<vnets>
		<vnet>
			<id>[ネットワークID]</id>
			<name>[名称]</name>
			<numOfMaxVm>[最大VM数]</numOfMaxVm>
			<resourceId>[ネットワークリソースID]</resourceId>
			<category>[ネットワーク種別]</category>
			<segmentType>[セグメント識別情報]</segmentType>
		</vnet>
		…
	</vnets>
	<lnetdevs>
		<lnetdev>
			<name>[LNetDev名]</name>
			<type>[LNetDevタイプ]</type>
			<lnetdevIfs>
				<lnetdevIf>
					<name>[インターフェース名]</name>
					<networkId>[ネットワークID]</networkId>
				</lnetdevIf>
				…
			</lnetdevIfs>
			<ruleset>
				<name>[ルールセット名]</name>
				<description>[ルールセットの説明]</description>
				<parameters>
					<parameter>
						<name>[パラメタ名]</name>
						<label>[表示名]</label>
						<view>[表示の有無]</view>
						<value>[パラメタの値]</value>
						<description>[パラメタの説明]</description>
					</parameter>
					…
				</parameters>
			</ruleset>
		</lnetdev>
	</lnetdevs>
	<servers>
		<server>
			<no>[サーバ連番]</no>
			<imageId>[クローニングイメージID]</imageId>
			<name>[サーバ名称]</name>
			<serverType>[L-Serverテンプレート]</serverType>
			<pool>[配備先プールのリソース名]</pool>
			<sparePool>[予備設定プールのリソース名]</sparePool>
			<storagePool>[ストレージプールのリソース名]</storagePool>
			<powerPriority>[起動優先度]</powerPriority>
			<nicgroups>
				<management>[制御NIC]</management>
				<nicgroup>
					<index>[NICグループインデックス]</index>
					<networkId>[接続先ネットワークID]</networkId>
				</nicgroup>
				…
			</nicgroups>
			<vnics>
				<management>[制御NIC]</management>
				<vnic>
					<no>[NIC連番]</no>
					<networkId>[接続先ネットワークID]</networkId>
					<group>[NICグループインデックス]</group>
				</vnic>
				…
			</vnics>
			<vdisks>
				<vdisk>
					<no>[ディスク連番]</no>
					<diskSize>[ディスク容量]</diskSize>
					<resourceId>[リソースID]</resourceId>
					<resourceName>[ディスクリソース名]</resourceName>
					<storagePool>[ストレージプールのリソース名]</storagePool>
				</vdisk>
				…
			</vdisks>
		</server>
		…
	</servers>
</template>

以下にそれぞれの項目 (タグ) の説明および設定内容について示します。

この情報を参考にして、必要に応じてテンプレート情報を修正してください。

タグ名の[ ]は、省略可能なタグであることを示しています。

タグ名

設定範囲

説明

必須

設定内容

[ id ]

string
ASCII

0~32Bytes

×

指定不要です。

[ lcid ]

string
ASCII

選択

テンプレート情報のロケールを指定します。

以下から選択します。
・「ja」:日本語版
・「en」:英語版

[ name ]

string
UTF-8

85文字以内

テンプレートの名前を指定します。
テンプレート名はL-Platformのシステム名の初期値として使用されます。
システム名は、リソース名の設定方式によって使用可能な文字、長さが異なります。
テンプレート名は、いずれの設定方式でも有効な以下の範囲で設定することを推奨します。
・半角英数字、「_」(アンダースコア)、「-」(ハイフン)で構成された23文字以内
リソース名の設定方式については、「運用ガイド CE」の「リソース名の設定方式の設定」を参照してください。

baseTemplatId

ベーステンプレートの名前を指定します。

×

ownerOrg

string
ASCII

固定値

テンプレートが所属するテナント名を指定します。

「cfmgadm」固定です。

ownerUser

string
ASCII

固定値

テンプレートを登録するユーザーのユーザーIDを指定します。

「cfmgadm」固定です。

publicCategory

string
ASCII

固定値

テンプレートのカテゴリを指定します。

「PUBLIC」固定です。
すべてのユーザーにテンプレートを公開します。

designSheetPath

デザインシートの格納先を指定します。

×

releaseDate

string
ASCII

0~10Bytes

テンプレートを公開する日付を指定します。

書式は、「yyyy/mm/dd」になります。

numOfMaxVnet

integer

1~99

システムに追加できるセグメントの最大数を指定します。

numOfMaxVm

integer

0~30

テンプレートのシステムで使用できるサーバの最大数を指定します。

productId

課金で使用するテンプレートの製品IDを指定します。

×

description

string
UTF-8

85文字以内

テンプレートの説明を記述します。テンプレートが実現するシステムや、テンプレートに含むコンテンツなどの説明を記述します。

keyword

string
UTF-8

85文字以内

テンプレートの検索キーワードを指定します。

テンプレートを検索する機能は、このキーワードを使用してテンプレートを検索します。

estimate

decimal

固定値

テンプレートの金額を指定します。

「0」固定です。

license

string
ASCII

選択

テンプレートにライセンスが付与されているかを指定します。

以下から選択します。
・「0」:ライセンスなし
・「1」:ライセンスあり

support

string
ASCII

選択

テンプレートにサポートが付与されているかを指定します。

以下から選択します。
・「0」:サポートなし
・「1」:サポートあり

vnets

システムのセグメントを指定します。

×

[ vnet ]

0個以上

セグメント情報をセグメント数分指定します。

×

セグメント情報が存在しない場合は不要です。

id

string
ASCII

1~20Bytes

テンプレート内のセグメントを識別するIDを指定します。

テンプレート内で一意なIDを指定します。
本指定値に指定した値を、vnicのnetworkIdに指定します。

name

string
ASCII

0~ 20Bytes

セグメントの名前を指定します。

numOfMaxVm

integer

0~30

セグメントに追加で使用できるサーバの最大数を指定します。

[ resourceId ]

string
ASCII

1~256Bytes

セグメントに割り当てるネットワークリソースのリソースIDを指定します。

2.9 cfmg_listvnet(ネットワークリソースの一覧表示)」コマンドでリソースIDを確認してください。
省略した場合は、自動選択。
省略する場合はタグも省略します。

[ category ]

String
ASCII

1~10Bytes

選択可能なネットワークリソースをフィルタリングするためのセグメント種別を指定します。

以下から指定します。
「BUSINESS」:業務セグメント
「MANAGEMENT」:管理セグメント
省略した場合は、「Business」となります。
省略する場合はタグも省略します。

[ segmentType ]

String
ASCII

1~32Bytes

選択可能なネットワークリソースをフィルタリングするためのセグメント識別情報を指定します。

省略した場合は、フィルタリングされません。
省略する場合はタグも省略します。

lnetdevs

システムのLNetDevを指定します。

×

lnetdev

1個以上

LNetDev数分を指定します。

name

String
ASCII

1~32Bytes

LNetDevの名前を指定します。

type

String
ASCII

固定値

LNetDevのタイプを指定します。

「Firewall」: ファイアーウォール固定です。

lnetdevIfs

LNetDevの仮想インターフェース定義を指定します。

lnetdevIf

1個以上

仮想インターフェース分を指定します。

name

String
ASCII

1Byte以上

LNetDevの仮想インターフェースに対応するネットワーク識別パラメーターの名前を指定します。

networkId

String
ASCII

1~20Bytes

対応するVNETのセグメントIDを指定します。

ruleset

ルールセットを指定します。

name

String
ASCII

1~32Bytes

ルールセット名を指定します。

description

String
UTF-8

0~256Bytes

ルールセットの説明を指定します。

parameters

ルールセットのパラメーターを指定します。

×

parameter

1個以上

パラメーター数分を指定します。

name

String
ASCII

1Byte以上

パラメーター名を指定します。

label

String
ASCII

0~32Bytes

GUI上に表示するパラメーター名を指定します。

view

String
ASCII

選択

パラメーターの表示有無を指定します。

以下から選択します。
「true」:表示
「false」:非表示

value

String
ASCII

1Byte以上

パラメーターの値を指定します。

description

String
UTF-8

0~256Bytes

パラメーターの説明を指定します。

servers

システムのサーバを指定します。

×

server

1個以上

サーバの数分を指定します。

no

integer

0~29

サーバの番号を指定します。

サーバに対して、テンプレートの中で一意となる番号を指定します。

imageId

String
ASCII

1~32Bytes

サーバに配備するイメージ情報のクローニングイメージIDを指定します。

事前にイメージ情報を登録して、クローニングイメージIDを確認する必要があります。

name

string
UTF-8

85文字以内

サーバの名前を指定します。

テンプレートの中にあるサーバを識別する名前であり、ホスト名ではありません。

serverType

string
ASCII

1~32Bytes

リソース管理で設定されたL-Serverテンプレートの中から、デフォルトで選択するL-Serverテンプレートの名前を指定します。

イメージ情報で指定した値と同じものを指定します。
イメージ情報のserverTypeを省略した場合は、任意のL-Serverテンプレートの名前を指定します。

[ pool ]

string
ASCII

1Byte以上

サーバの配備先のプールのリソース名(リソース管理上のリソース名)を指定します。
仮想の場合は、VMプールを、物理の場合は、サーバプールのリソース名を指定します。
リソース名は、「/」で始まる形式で指定してください。
例)
/vmPool_2

省略した場合、リソース管理に登録された1番目のVMプールまたはサーバプールが選択されます。
配備時に変更することもできます。

[ sparePool ]

String
ASCII

1Byte以上

物理サーバ故障時の予備設定のサーバプールのリソース名(リソース管理上のリソース名)を指定します。

リソース名は、「/」で始まる形式で指定してください。
例)
/ServerPool_2

省略した場合、リソース管理に登録された1番目のサーバプールが選択されます。
配備時に変更することもできます。

[ storagePool ]

string
ASCII

1Byte以上

サーバの配備先のストレージプールのリソース名(リソース管理上のリソース名)を指定します。
リソース名は、「/」で始まる形式で指定してください。
例)
/StoragePool_2

省略した場合、リソース管理に登録された1番目のストレージプールが選択されます。
配備時に変更することもできます。

[ powerPriority ]

integer

1~256

L-Platform内またはテナント内で一括して電源操作する場合の優先順位を設定します。

値が小さいほど優先順位が高くなります。
省略した場合は、「128」が設定されます。

nicgroups

冗長化NIC(ネットワーク インターフェース カード)のグループを指定します。

management

integer

1以上

制御NICに指定するNICグループのインデックスを指定します。

vnics配下のmanagementを省略した場合は必須です。
nicgroupとvnicの両方にmanagementを設定することは出来ません。
物理サーバの場合、ネットワーク種別が「admin」のネットワークリソースに接続しているNICを含むNICグループのインデックスを指定する必要があります。

nicgroup

冗長化NIC(ネットワーク インターフェース カード)のグループ数分を指定します。

1つもNICがないnicgroupを定義することはできません。

index

integer

1~99

NICグループに対して、サーバの中で一意となる番号を指定します。

networkId

String
ASCII

1~20Bytes

NICグループが接続するセグメントのネットワークIDを指定します。

vnics

NICを指定します。

×

management

integer

1以上

制御NICに指定するNICの番号を指定します。

<vnic>配下の<no>に指定した値を指定します。
nicgroupsを定義している場合、nicgroups配下のmanagementを省略した場合は必須です。
nicgroupかvnicに定義されているNIC/NICグループのうちのいずれか1つに指定する必要があります。
groupを設定しているNICを指定することはできません。
nicgroupとvnicsの両方にmanagementを設定することは出来ません。

[ vnic ]

1個以上

NICの数の分だけ指定します。

×

no

integer

1~99

NICの番号を指定します。

NICに対して、サーバの中で一意となる番号を指定します。

networkId

string
ASCII

1~20Bytes

接続するセグメントのセグメントIDを指定します。

vnetのidに指定した値を指定します。

[ group ]

String
ASCII

1~99

このNICをグルーピングする場合、NICグループのインデックス番号(nicgroupのindexの値)を指定します。

省略した場合は、グルーピングされません。

vdisks

サーバのデータディスクを指定します。

×

[ vdisk ]

0個以上

ディスクの数の分だけ指定します。

×

データディスクが存在しない場合は不要です。
仮想化ソフトがRHEL-KVMの場合は既存ディスクのみ指定することができます。
【Windows】
・仮想化ソフトがHyper-Vの場合
3つ以内で指定してください。

[ no ]

integer

1以上

ディスクに対して、サーバの中で一意となる番号を指定します。

[ diskSize ]

decimal

10進小数点1桁

ディスクのサイズを指定します。

GB単位で指定します。

[ resourceId ]

String
ASCII

1~256Bytes

既存ディスクを接続する場合、既存ディスクのリソースIDを指定する。

仮想化ソフトがRHEL-KVMの場合は必ず指定してください。

[ resouceName ]

String
ASCII

1~32Bytes

既存ディスクを接続する場合、既存ディスクのディスクリソース名を指定する。

仮想化ソフトがRHEL-KVMの場合は必ず指定してください。

[ storagePool ]

string
ASCII

1Byte以上

データディスクの配備先のストレージプールのリソース名(リソース管理上のリソース名)を指定します。
リソース名は、「/」で始まる形式で指定してください。
例)
/StoragePool_2

省略した場合、リソース管理に登録された1番目のストレージプールが選択されます。
配備時に変更することもできます。

必須欄の記号は、以下を意味しています。

○:タグを指定した場合は、必ず値を指定してください。

△:値は省略可能です。

×:値の設定は不要です。タグだけの指定です。