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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.0.0 リファレンスガイド インフラ管理者編

5.7 ctmg_collectinfo(調査資料の採取)

名前

【Windows】

本製品のインストールディレクトリ\RCXCTMG\bin\ctmg_collectinfo -調査資料の採取

【Linux】

/opt/FJSVctmg/bin/ctmg_collectinfo.sh -調査資料の採取

形式

【Windows】

ctmg_collectinfo [-noperf] directory

【Linux】

ctmg_collectinfo.sh [-noperf] directory

機能説明

本製品の管理サーバの調査資料を採取するコマンドです。

トラブル調査を依頼する際に、調査資料をこのコマンドで採取します。

注意

  • デフォルトの設定から変更がない場合、採取に必要なディスク容量の目安は300Mバイト程度です。システム構成・設定によっては、より多くのディスク容量を必要としますので、資料格納先のディスクには十分な空きを用意してください。

  • フォルダーまたはディレクトリを指定する際は、以下の項目に注意してください。

    • 資料採取ディレクトリは46バイト以内で指定してください。それより大きい場合、一部の情報が正確に採取されない可能性があります。

  • 資料採取中にファイルが変更された場合、「読み込んだファイルが変更されています」または「file changed as we read it」というメッセージが出力され、資料採取が失敗する場合があります。その場合はコマンドを再度実行してください。

オプション

-noperf(省略可)

ダッシュボード機能と利用状況機能の調査資料を採取せず、容量を節約する場合に指定します。

Directory

本製品の調査資料を採取するディレクトリ名を指定します。

空白を含むパスをもつディレクトリを指定することはできません。

指定したディレクトリが存在しない場合は作成します。

指定したディレクトリの中に調査資料と同名のファイル・ディレクトリが存在した場合、上書きされます。

必要な権限・実行環境

権限

システム運用管理者

実行環境

管理サーバ

使用例

【Windows】
C:\Users\Administrator> C:\Fujitsu\ROR\RCXCTMG\bin\ctmg_collectinfo c:\info
【Linux】
# /opt/FJSVctmg/bin/ctmg_collectinfo.sh /tmp/info

終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。

0

正常に処理されました。

0以外

エラーが発生しました。