名前
本製品のインストールディレクトリ\RCXCFMG\bin\cfmg_importlserver -L-Serverの取り込み
/opt/FJSVcfmg/bin/cfmg_importlserver -L-Serverの取り込み
形式
cfmg_importlserver -user ユーザーID -org テナント名 -lserver L-Server名 [-image クローニングイメージID] [-os ソフトウェアID] [-vmpool VMプール名] [-storagepool ストレージプール名] [-host ホスト名]
機能説明
指定したL-Server名のL-ServerをL-Platformとして取り込みます。
注意
1 L-Platformに対して1サーバだけ取り込むことができます。
本コマンドで生成されたL-Platformテンプレートは、テンプレート管理画面では表示されません。
「2.13 cfmg_listtemplate(テンプレート情報の一覧表示)」コマンドおよび「2.5 cfmg_listimageinfo(イメージ情報の一覧表示)」コマンドに、-aオプションを指定することにより表示できます。
ディスクインデックスが2のデータディスクを取り込むことはできません。
NICがないL-Serverを取り込むことはできません。
テナント配下に存在しているL-Serverを、他のテナントに取り込むことはできません。
テナントフォルダー配下以外に存在しているL-Serverを取り込みする場合、取り込み対象のL-Serverの電源をOFFにする必要があります。
オプション
取り込みするL-Platformに設定するユーザーIDを指定します。
取り込みするL-Platformに設定するテナント名を指定します。
取り込み対象のL-ServerのL-Server名を指定します。
L-Serverがフォルダー配下に存在する場合は、絶対パス表記で指定する必要があります。
取り込むことができるのは1階層目までのフォルダー配下のL-Serverだけです。
2階層以上のフォルダー配下のL-Serverを取り込みする場合は、リソース管理のRORコンソールで、事前に1階層以下の位置にL-Serverを移動してください。
L-Serverがルート直下に存在する場合は、先頭の「/」は省略可能です。
取り込みするL-Serverにイメージ情報を設定したい場合にクローニングイメージIDを指定します。
指定しなかった場合は、デフォルトのイメージ情報が利用されます。
ソフトウェア情報やパッチ情報を管理したい場合は、「2.6 cfmg_addimageinfo(イメージ情報の登録)」コマンドで、事前にイメージ情報を取り込みしてから、本コマンドに指定してください。
クローニングイメージが存在しない場合には、「2.6 cfmg_addimageinfo(イメージ情報の登録)」コマンドに-nオプションを指定して、イメージ情報を取り込みしてください。
通常のイメージ情報を指定した場合、そのイメージ情報を削除するには、取り込みしたL-Platformを返却する必要があります。
取り込みするL-Serverに設定するOSのソフトウェア情報のソフトウェアIDを指定します。
-imageオプションを指定している場合は、指定しても無視されます。
OS以外のソフトウェア情報を指定することはできません。
本オプションおよび-imageオプションの両方を省略した場合は、ソフトウェアIDが「SW00000001」の情報が設定されます。
デフォルトでは、以下のOSの情報となります。
・「Windows Server 2008 Standard (32bit)」
ソフトウェアIDは、「2.1 cfmg_listsoft(ソフトウェア情報の一覧表示)」コマンドで参照することができます。
取り込みするL-Serverに設定するVMプール名を指定します。
VMプール名は絶対パス表記で指定する必要があります。
(例) /VMPool
指定しなかった場合は、VMプール名は設定されません。
メータリング機能を利用している場合、指定しないとVMプールに関連するCPUやメモリに対するメータリング計算ができません。
取り込みするL-Serverに設定するストレージプール名を指定します。
ストレージプール名は絶対パス表記で指定する必要があります。
(例) /StoragePool
複数のディスクが存在する場合は、ディスク番号の順番にカンマ区切りで指定してください。
指定したストレージプール名よりも、ディスク数が多い場合、余ったディスクには、最後尾に指定したストレージプール名が設定されます。
指定しなかった場合は、ストレージプール名は設定されません。
メータリング機能を利用している場合、指定しないとストレージプールに関連するディスクに対するメータリング計算ができません。
取り込みするL-Serverに設定するホスト名を指定します。
指定しなかった場合は、ホスト名生成方式に従って自動生成されます。
必要な権限・実行環境
OSの管理者権限をもつインフラ管理者
管理サーバ
使用例
C:\Users\Administrator> C:\Fujitsu\ROR\RCXCFMG\bin\cfmg_importlserver -user user3 -org div3 -lserver lsv3 <?xml version="1.0" encoding="Windows-31J"?> <result> <templateId>template-12fe41c4b58</templateId> <vsysId>div3-WCJHJJO0R</vsysId> </result>
# /opt/FJSVcfmg/bin/cfmg_importlserver -user user3 -org div3 -lserver lsv3 <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <result> <templateId>template-12fe41c4b58</templateId> <vsysId>div3-WCJHJJO0R</vsysId> </result>
終了ステータス
以下の終了ステータスが返されます。
L-Platform ID、テンプレートIDを出力します。
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