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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.0.0 リファレンスガイド インフラ管理者編

4.1 ctac_getauthority(アクセス権限情報の取得)

名前

【Windows】

本製品のインストールディレクトリ\RCXCTMG\SecurityManagement\bin\ctac_getauthority -アクセス権限情報の取得

【Linux】

/opt/FJSVctsec/bin/ctac_getauthority.sh -アクセス権限情報の取得


形式

【Windows】

ctac_getauthority -r <ロール名> -f <出力ファイル名> [-o]

【Linux】

ctac_getauthority.sh -r <ロール名> -f <出力ファイル名> [-o]


機能説明

テナント利用者、テナント管理者のL-Platformへのアクセス権限の情報をXML形式でファイル出力します。

アクセス権限情報ファイルの書式は、以下のとおりです。

以下に、アクセス権限情報ファイルの出力形式を示します。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?>
<AccessAuthoritySet>
    <AccessAuthority>
        <RoleName>ロール名</RoleName>
        <ActionSet>
            <Allow>
                <Action>操作ID</Action>
                ...
            </Allow>
            <NotAllow>
                <Action>操作ID</Action>
                ...
            </NotAllow>
        </ActionSet>
    </AccessAuthority>
</AccessAuthoritySet>

各タグの説明は以下のとおりです。

タグ名

説明

RoleName

取得対象のロール名が出力されます。

Allow

許可されている操作IDが下位タグに出力されます。

NotAllow

許可されていない操作IDが下位タグに出力されます。

Action

操作IDが出力されます。

操作IDについては、「表4.1 操作IDと各ロールのデフォルト値」を参照してください。



オプション

-r

取得対象のロール名を以下の2つから1つ指定します。

  • tenant_admin

  • tenant_user

-f

出力ファイル名を指定します。

ディレクトリパスを含まない場合は、カレントディレクトリに作成されます。

-o(省略可)

同名の出力ファイルがすでに存在する場合は、上書きされます。

本パラメーターを省略すると、同名のファイルがすでに存在する場合は、エラーが出力されます。


必要な権限・実行環境

権限

OSの管理者権限をもつインフラ管理者

実行環境

管理サーバ


使用例

テナント利用者のアクセス権限の情報を取得する場合を記載します。

【Windows】
C:\Users\Administrator> C:\Fujitsu\ROR\RCXCTMG\SecurityManagement\bin\ctac_getauthority -r tenant_user -f out.xml
【Linux】
# /opt/FJSVctsec/bin/ctac_getauthority.sh -r tenant_user -f out.xml

終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。

0

正常に処理されました。

2

エラーが発生しました。