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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.0.0 リファレンスガイド インフラ管理者編

3.4 productmaintain(商品マスタメンテナンス)

名前

【Windows】

本製品のインストールディレクトリ\RCXCTMG\Charging\bin\productmaintain -商品マスタメンテナンス

【Linux】

/opt/FJSVctchg/bin/productmaintain.sh -商品マスタメンテナンス


形式

【Windows】

productmaintain {import | export} <課金情報ファイル名>

【Linux】

productmaintain.sh {import | export} <課金情報ファイル名>


機能説明

商品マスタの課金情報を管理するために、以下の機能を提供します。

注意

  • [商品マスタの登録]

    • 商品マスタの内容は課金情報ファイルの内容で置き換わります。

    • サイズが0のファイルを指定すると、商品マスタの内容はすべて削除されます。

    • エラーが発生した場合は、すべての登録処理を無効とし、元の状態に戻ります。

    • 商品マスタに登録されていないL-Platformを構成する要素の金額は、\0として扱われます。

  • [商品マスタの出力]

    • 課金情報ファイル名としてすでに存在するファイル名を指定した場合は、上書きされます。

    • 商品マスタに情報がない場合は、サイズが0のファイルが出力されます。

  • [共通]

    • 課金情報ファイルの書式などについては、「運用ガイド CE」の「メータリングログ」を参照してください。

  • OSの管理者権限をもつインフラ管理者以外のユーザーで実行させたい場合、OSのファイルシステムの権限を手動で設定してください。必要な権限は、以下のとおりです。

【Windows】

No

対象ファイル/ディレクトリ

必要な権限

1

<本製品のインストールディレクトリ>\RCXCTMG\Charging\bin

読取りと実行

2

<本製品のインストールディレクトリ>\RCXCTMG\Charging\bin\productmaintain.bat

読取りと実行

3

<本製品のインストールディレクトリ>\RCXCTMG\Charging\bin\productmaintain.jar

読取り

4

<本製品のインストールディレクトリ>\RCXCTMG\Charging\lib

読取りと実行

5

<本製品のインストールディレクトリ>\RCXCTMG\Charging\lib\log4j-1.2.15.jar

読取り

6

<本製品のインストールディレクトリ>\RCXCTMG\Charging\conf

読取りと実行

7

<本製品のインストールディレクトリ>\RCXCTMG\Charging\conf\productmaintain.properties

読取り

8

<本製品のインストールディレクトリ>\RCXCTMG\Charging\log

読取りと実行

9

<本製品のインストールディレクトリ>\RCXCTMG\Charging\log\Productmaintain.log

読取りと書込み

10

<本製品のインストールディレクトリ>\RCXCTMG\Charging\log\Productmaintain_debug.log

読取りと書込み

【Linux】

No

対象ファイル/ディレクトリ

必要な権限

1

/opt/FJSVctchg/bin

読取りと実行

2

/opt/FJSVctchg/bin/productmaintain.sh

読取りと実行

3

/opt/FJSVctchg/bin/productmaintain.jar

読取り

4

/opt/FJSVctchg/lib

読取りと実行

5

/opt/FJSVctchg/lib/log4j-1.2.15.jar

読取り

6

/etc/opt/FJSVctchg/conf

読取りと実行

7

/etc/opt/FJSVctchg/conf/productmaintain.properties

読取り

8

/var/opt/FJSVctchg/log

読取りと実行

9

/var/opt/FJSVctchg/log/Productmaintain.log

読取りと書込み

10

/var/opt/FJSVctchg/log/Productmaintain_debug.log

読取りと書込み


オプション

{import | export}

課金情報ファイル名を指定します。

importを指定した場合、課金情報ファイルの情報を商品マスタに登録します。

exportを指定した場合、商品マスタの情報を課金情報ファイルに出力します。

課金情報ファイル名は絶対パスで指定します。


必要な権限・実行環境

権限

OSの管理者権限をもつインフラ管理者

実行環境

管理サーバ


使用例

【Windows】
C:\Users\Administrator> C:\Fujitsu\ROR\RCXCTMG\Charging\bin\productmaintain import C:\mmt.csv
   (商品マスタの登録)
C:\Users\Administrator> C:\Fujitsu\ROR\RCXCTMG\Charging\bin\productmaintain export C:\mmt.csv
   (商品マスタの出力)
【Linux】
# /opt/FJSVctchg/bin/productmaintain.sh import ~/mmt.csv
   (商品マスタの登録)
# /opt/FJSVctchg/bin/productmaintain.sh export ~/mmt.csv
   (商品マスタの出力)

終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。

0

正常に処理されました。

1

エラーが発生しました。

2

WARNINGが発生しました。