本製品のインストール時に指定するサーバタイプについて説明します。
本製品のサーバタイプには以下の4種類があります。
アプリケーションサーバ機能をインストール
アプリケーションサーバ機能をインストールする場合に選択します。
また、アプリケーションサーバとデータベースサーバを1つのサーバで運用する場合、および管理対象サーバとしてインストールする場合も本項目を選択します。
データベースサーバ機能をインストール
高信頼性ログのユーザログ(ジャーナル)を格納するためのデータベースサーバ機能をインストールする場合に選択します。
また、業務のデータを格納する場合は、別途データベース製品(Symfoware ServerまたはOracle)を購入してください。
管理サーバ機能をインストール
Interstageの管理サーバ機能をインストールする場合に選択します。
複数のサーバを管理し、操作を行う場合に使用します。
Web Package機能をインストール
InterstageのWeb Package機能をインストールする場合に選択します。
Web Package機能をインストールすることでWebサーバ環境を業務フロントシステム上に構築できます。
管理対象サーバや管理サーバ機能については、“Interstage Application Server マルチサーバ運用ガイド”の“マルチサーバ管理機能”を参照してください。
<同一のサーバに各サーバ機能をインストールする場合>
同一のサーバに各サーバ機能をインストールする場合は、アプリケーションサーバ機能としてインストールする必要があります。同一のサーバで運用する機能により作業が異なりますので、以下の作業を行ってください。
アプリケーションサーバ機能とデータベースサーバ機能を同一サーバ上で運用する場合
アプリケーションサーバ機能をインストールしてください。アプリケーションサーバ機能のインストール時に、高信頼性ログServer機能をインストールすることで、データベースサーバ機能もインストールされます。
アプリケーションサーバ機能と管理サーバ機能を同一のサーバ上で運用する場合
まずアプリケーションサーバ機能をインストールしてください。その後、isaddadminfuncコマンドを使用して管理サーバ機能を付加してください。
isaddadminfuncコマンドについては“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
データベースサーバ機能と管理サーバ機能を同一サーバ上で運用する場合
まず「アプリケーションサーバ機能とデータベースサーバ機能を同一サーバ上で運用する場合」の手順を行ってください。その後、「アプリケーションサーバ機能と管理サーバ機能を同一サーバ上で運用する場合」の手順を行ってください。
<Interstage Application Serverのマルチサーバ管理機能を使用する場合>
本製品のアプリケーション連携実行基盤は、マルチサーバ管理機能に対応していません。マルチサーバ管理機能の各サイトでは、個別のワークユニット操作ができないため、本形態でインストールしてもアプリケーション連携実行基盤の運用を行うことはできません。
マルチサーバ管理機能配下では、Apcoordinator、および高信頼性ログを使用することができます。詳細については、“Apcoordinator ユーザーズガイド”、または“Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”を参照してください。