本ソフトウェアをインストールする前に、以下の確認を行ってください。
本ソフトウェア(古いバージョンなど)がインストールされていないことを確認します。
# pkginfo -l FJSVmqdb |
上記の操作で、パッケージが出力された場合はすでにインストールされていますので、出力されたパッケージをシステムから削除します。パッケージの削除方法は、“6.4 MQ連携サービスのアンインストール”を参照してください。
本ソフトウェアをインストールするためにディスクに十分な空きがあるかを確認してください。本ソフトウェアが使用するディスクサイズについては、“2.6 インストール時に必要なディスク容量”を参照してください。十分な空きがない場合には、ディスクのパーティション構成を設定しなおしてください。
MQ連携サービスを使用する際には、以下のシステムパラメタのチューニングを行ってください。
項番 | チューニングが必要なシステムパラメタの種類 | MQ連携サービスの動作に必要な値 |
---|---|---|
1 | project.max-shm-memory | 以下の値を既存のproject.max-shm-memory値に加算してください。project.max-shm-memory値が未定義の場合には、デフォルト値に加算した値を設定してください。 (起動するMQDBRIDGEシステム数 + 1) × 40 |
2 | project.max-shm-ids | 以下の値を既存のproject.max-shm-ids値に加算してください。project.max-shm-ids値が未定義の場合には、デフォルト値に加算した値を設定してください。 起動するMQDBRIDGEシステム数 + 1 |
3 | project.max-sem-ids | 以下の値を既存のproject.max-sem-ids値に加算してください。project.max-sem-ids値が未定義の場合には、デフォルト値に加算した値を設定してください。 (起動するMQDBRIDGEシステム数 + 1) + 同時に実行するMQDBRIDGEの操作コマンド数 |
4 | process.max-msg-qbytes | 以下の値よりも既存のprocess.max-msg-qbytes値が小さい場合には、以下の値に設定してください。process.max-msg-qbytes値が未定義の場合には、デフォルト値と比較した値を設定してください。 2048 |
5 | project.max-msg-ids | 以下の値を既存のproject.max-msg-ids値に加算してください。project.max-msg-ids値が未定義の場合には、デフォルト値に加算した値を設定してください。 起動するMQDBRIDGEシステム数 + 1 |
6 | process.max-msg-messages | 以下の値を既存のprocess.max-msg-messages値に加算してください。process.max-msg-messages値が未定義の場合には、デフォルト値に加算した値を設定してください。 起動するMQDBRIDGEシステム数 + 1 |
7 | max_nprocs(プロセス数) | 以下の値を既存のmax_nprocs値に加算してください。max_nprocs値が未定義の場合には、デフォルト値に加算した値を設定してください。 (起動するMQDBRIDGEシステム数 + 1) + 同時に実行するMQDBRIDGEの操作コマンド数 |