XML形式の入力イベントにおける、パス式で示す要素ノードの属性ノードの値を示します。
属性式の定義を以下の図に示します。
パス式で指定した要素ノードの属性ノードの名前を指定します。属性名の前にはアットマーク(@)を必ず指定します。アスタリスク(*)を指定すると、パス式で指定した特定の要素ノードのすべての属性ノードを意味します。
ポイント
パス式の最後に、パス演算子“//”を記述する場合は、パス式の後ろのスラッシュ(/)を省略します。
注意
アスタリスク(*)を指定した属性式は、関数の引数として使用できません。
検索式のキーワードにパターンを指定したときだけ、属性式にアスタリスク(*)を指定できます。
属性式中のパス要素にアットマーク(@)から始まる要素名は指定できません。
例
属性式の記述例を以下に示します。
<company> <name>fujitsu</name> <employee position="chief"> <name>tanaka</name> <id>2000</id> </employee> </company>
/company/employee/@position
“employee要素ノード”の属性ノード“position”の値を示します。図中の(1)“chief”を指します。