時間ベースのオブザーバは、複合イベント処理エンジンの内部タイマーを基にして、時間ベースのイベントを観測します。
timer:intervalとtimer:atの2つがあります。
オブザーバ | 構文 | 説明 |
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timer:interval | timer:interval(時間式) | 指定した時間待ちます。 時間式には時間の表現、もしくは秒数を提供する式を指定します。 |
timer:at | timer:at(分指定, 時指定, 日指定, 月指定,曜日指定 [, 秒指定]) | Unixのcrontabコマンドのような機能をもちます。指定した時刻に式がtrueとなります。 各指定にはワイルドカードとしてアスタリスク(*)を指定できます。下限と上限をコロン(:)でつないで範囲を指定することもできます。除算表現の*/xはxおきに値が有効になることを示します。角括弧“[”および“]”で囲みコンマ(,)区切ることによって、組み合わせによる指定ができます。 |
以下は、timer:atの各指定で指定可能な値です。
指定場所 | 指定可能な値 | 指定可能なキーワード |
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分指定 | 0-59 | |
時指定 | 0-23 | |
日指定 | 1-31 | last:対象月の最後の日を示します。 weekday: 指定した日付に一番近い平日(月曜~金曜)を示します。 lastweekday: 対象月の最後の平日を示します。 |
月指定 | 1-12 | |
曜日指定 | 0 (日曜) - 6 (土曜) | last: この指定だけの場合、単に土曜を示します。曜日を表す数字とともに使われた場合、対象月の最後のその曜日の日を示します。 |
秒指定(省略可) | 0-59 |