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Interstage Big DataComplex Event Processing ServerV1.0.0 開発リファレンス
Interstage

1.4.11 時間ベースのオブザーバ

時間ベースのオブザーバは、複合イベント処理エンジンの内部タイマーを基にして、時間ベースのイベントを観測します。

timer:intervalとtimer:atの2つがあります。

オブザーバ

構文

説明

timer:interval

timer:interval(時間式)

指定した時間待ちます。

時間式には時間の表現、もしくは秒数を提供する式を指定します。

timer:at

timer:at(分指定, 時指定, 日指定, 月指定,曜日指定 [, 秒指定])

Unixのcrontabコマンドのような機能をもちます。指定した時刻に式がtrueとなります。

指定にはワイルドカードとしてアスタリスク(*)を指定できます。下限と上限をコロン(:)でつないで範囲を指定することもできます。除算表現の*/xはxおきに値が有効になることを示します。角括弧“[”および“]”で囲みコンマ(,)区切ることによって、組み合わせによる指定ができます。


以下は、timer:atの各指定で指定可能な値です。

指定場所

指定可能な値

指定可能なキーワード

分指定

0-59

時指定

0-23

日指定

1-31

last:対象月の最後の日を示します。

weekday: 指定した日付に一番近い平日(月曜~金曜)を示します。

lastweekday: 対象月の最後の平日を示します。

月指定

1-12

曜日指定

0 (日曜) - 6 (土曜)

last: この指定だけの場合、単に土曜を示します。曜日を表す数字とともに使われた場合、対象月の最後のその曜日の日を示します。

秒指定(省略可)

0-59