複合イベント処理文の中に副問合せとしてselect文を書くことができます。副問合せを書くことができるのは、select句、where句、および、イベントストリームとパターンのフィルター式の中です。副問合せは括弧“(”および“)”で囲って記述します。
副問合せの中のイベントストリーム定義にはデータウィンドウまたは他のビューを指定する必要があります。また、副問合せには、select句、from句、where句だけを記述可能です。group by句、having句、結合、output句は指定できません。
以下は副問合せをwhere句の条件に記述する際に利用可能なキーワードです。
キーワード | 構文 | 説明 |
---|---|---|
exists, | [not] exists ( 副問合せ ) | 副問合せが少なくとも1行返せば exists条件がtrueとなり、副問合せが1行も返さない場合にnot exists条件がtrueとなります。 |
in, not in | 式[not] in ( 副問合せ ) | 式の値が副問合せにより返された値の1つ以上にマッチすればin条件はtrueとなり、副問合せにより返された値に1つもマッチしなければnot in条件がtrueとなります。 |
any, some | 式 演算子 any ( 副問合せ ) 式 演算子 some ( 副問合せ ) | 式の値と副問合せの結果を演算子で評価し、1つでもtrueであればtrueとなります。副問合せはプロパティを1つだけ返す必要があります。 演算子は=、!=、<>、<、<=、>、>=のどれかです。 anyとsomeは同じ意味をもちます。 |
all | 式 演算子 all ( 副問合せ ) | 式の値と副問合せの結果を演算子で評価し、すべてがtrueであればtrueとなります。副問合せはプロパティを1つだけ返す必要があります。 演算子は=、!=、<>、<、<=、>、>=のどれかです。 |