状況
高速フィルタールール、および複合イベント処理ルールで指定した条件に合致するイベントを送信しても、ユーザー開発Webサービスが呼び出されない場合は、ルール定義が設計どおりに記述できていない可能性があります。
対処方法
複合イベント処理ルールに@DebugLogListenerを記述し、ルール定義が設計どおりに動作しているか、最初に判定される条件から順番に確認を行ってください。
@DebugLogListenerによる動作確認方法については、「ユーザーズガイド」の「5.7 結合テスト」を参照してください。
また、XTP連携を行っている場合は、以下も確認してください。
XTPのサーバノードが正常に稼働しているか、また、ネットワーク切断などによりCEPサーバからXTPのサーバノードへのアクセスができない状態となっていないか。
Virtual Data WindowのkeyPropertyで指定する値が、HashMapのキーに設定されているか。
上記HashMapのキーの値と同じ値が、XTPのキャッシュのKeyに設定されているか。
複合イベント処理ルールのcreate window文に指定するプロパティの型(*)と、XTPのキャッシュから取得するデータの型が一致しているか。
(*)イベントIDを指定したときは、対応するイベントタイプ定義のプロパティの型
XTPのキャッシュの形式については、「ユーザーズガイド」の「5.4.11.1 利用可能なXTPのキャッシュの形式」を参照してください。