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Interstage Big DataComplex Event Processing ServerV1.0.0 メッセージ集
Interstage

1.1 メッセージの出力形式

本製品が出力するメッセージの出力形式について説明します。

メッセージの出力先

メッセージは標準エラー出力、システムログ、およびエンジンログに出力されます。

標準エラー出力

コマンドの実行結果が出力されます。

システムログ

コマンドの実行結果以外の、CEPサービスやCEPエンジンの状態やエラー情報などが出力されます。

エンジンログ

コマンドの実行結果以外の、CEPエンジンの状態やエラー情報などが出力されるほか、SOAPリスナの送信記録やデバッグ情報などのCEPエンジンの動作に関する詳細な情報が出力されます。

メッセージ以外はフリーフォーマットで出力されます。

メッセージの出力形式

メッセージの出力形式は以下の通りです。

エラーメッセージの場合

CSPF_CEP:_エラー種別:_メッセージ番号:_メッセージ本文

メッセージの表示

以下に、メッセージの例を示します。

CSPF_CEP: ERROR: cep10108e: Event type is not found. EngineId=engine1, eventType=event1

以下に各要素について説明します。

エラー種別

メッセージのエラー種別と、システムログ出力時のfacilityとpriorityは以下の通りです。

エラー種別

facility

priority

意味

ERROR

daemon

err

異常を検知し運用継続が不可能な事象であることを示します。メッセージに応じた対処が必要です。

WARNING

daemon

warning

異常を検知したが運用継続が可能な事象であることを示します。メッセージに応じた対処が必要となる場合があります。

INFO

daemon

notice

操作が正常完了したなど、対処が不要な事象であることを示します

メッセージ番号

各メッセージに一意に付加されたメッセージの識別番号です。

メッセージ番号を元に、対応するメッセージの説明を本マニュアルから探してください。

メッセージ本文

メッセージ文字列と可変情報です。