本項では、Spring Frameworkアプリケーションの開発の手順を説明します。
AP層の作成
Web層の作成
定義ファイルの作成
リモート機能によるIJServer間連携
Symfowareのエラーコードに対応した例外クラス
Strutsとの連携
iBATISとの連携
参照
Interstage Studio上におけるSpring Frameworkアプリケーション開発用プロジェクトの作成方法については、“8.4 Spring IDEによるSpring Frameworkアプリケーションの作成”を参照してください。
アプリケーションの作成方法は運用形態によってそれぞれ異なります。
運用形態が「基本型」の場合、「Springプロジェクト・ネイチャーの追加を行ったWebアプリケーションプロジェクト」を作成し、AP層とWEB層の資材および定義ファイルをWARファイルにまとめます。
運用形態が「IJServer間連携による分離型」の場合、「Springプロジェクト・ネイチャーの追加を行ったWebアプリケーションプロジェクト」と「Spring Project」または「Springプロジェクト・ネイチャーの追加を行ったjavaプロジェクト」を作成します。
「Springプロジェクト・ネイチャーの追加を行ったWebアプリケーションプロジェクト」にて、WEB層の資材と定義ファイルをWARファイルにまとめます。
「Spring Project」または「Springプロジェクト・ネイチャーの追加を行ったjavaプロジェクト」にて、AP層の資材と定義ファイルをjarファイルにまとめます。
最後にエンタープライズアプリケーションプロジェクトを作成し、jarファイルをEARファイルにまとめます。
運用形態別のアプリケーション構成図を以下に示します。
■アプリケーション構成図
図8.1 基本型
図8.2 IJServer間連携による分離型