図6.1 フレームワークの組み合わせモデル
TERASOLUNAフレームワーク・ラインナップのうち、次のJavaフレームワークを提供します。
Javaフレームワーク | バージョン |
---|---|
TERASOLUNA Server Framework for Java (Web版) | 2.0.4.0相当 |
TERASOLUNA Server Framework for Java (Rich版) | 2.0.4.0相当 |
TERASOLUNA Batch Framework for Java | 2.0.3.2相当 |
TERASOLUNA Server Framework for Java (Web版)
Webアプリケーション開発に必要な機能を備えた汎用フレームワークです。Spring Frameworkをベースとしています。
以降、TERASOLUNA-Webと表記します。
TERASOLUNA Server Framework for Java (Rich版)
リッチクライアントアプリケーション開発に必要な機能を備えた汎用フレームワークです。Spring Frameworkをベースとしています。
以降、TERASOLUNA-Richと表記します。
TERASOLUNA Batch Framework for Java
Javaによるバッチアプリケーション開発を実現するためのフレームワークです。
バッチアプリケーションでは、限られたリソースでの大量データの処理や、バッチ処理特有のトランザクション管理が求められます。
これらバッチアプリケーション特有の要件をフレームワークでサポートすることで、システムの品質向上・開発の効率化を実現します。
以降、TERASOLUNA-Batchと表記します。
TERASOLUNA-Batchでは、次のジョブ実行をサポートしています。アプリケーションサーバ上での非同期型ジョブ実行はサポートしていません。
JDK 6上での同期型ジョブ
JDK 6上での非同期バッチデーモンを使用した非同期ジョブ
本製品に含まれるTERASOLUNAに提供する独自機能について記載します。
機能名 | 本製品に含まれるTERASOLUNAに提供する独自機能 |
---|---|
Symfowareのサポート | ○ |
StringUtilOracleクラス (注) | ○ |
注) TERASOLUNAのマニュアルにおいて“CD-01 ユーティリティ機能”としてStringUtilクラスが説明されていますが、本製品におけるStringUtilクラスでは全角の「%」および「_」がエスケープされません。Oracleを使用する場合は本機能を使用してください。