ファイル名
mdrdb.user |
使用用途
ITリソース情報収集用エージェントおよび、ノード検出用エージェントで優先して検出するIP形式を設定します。また、ノード自動検出用のエージェント(AGT_ADSC)をセットアップした場合に、ノード検出を行うサブネットアドレスおよびサブネットマスク、SNMPのコミュニティ名を指定します。
格納場所
管理サーバ
Windows | [CMDBマネージャのデータベース格納先]\FJSVcmdba\etc |
Linux | /etc/opt/FJSVcmdba/etc |
中継サーバ
Windows | [エージェントインストールディレクトリ]\CMDB\FJSVcmdba\etc |
Linux | /etc/opt/FJSVcmdba/etc |
ファイル形式
mdbad.autodiscovery.network.address=サブネットアドレス mdbad.autodiscovery.network.subnetmask=サブネットマスク mdbad.autodiscovery.snmp.community=SNMPのコミュニティ名 mdbad.common.ipaddress.preferIPv6=IPv4/IPv6の優先設定 |
パラメーター
サブネットアドレスを指定します。
複数のサブネットを指定する場合は、“,(カンマ)”で区切って指定します。
管理サーバ、または中継サーバが所属するサブネットからのみノード検出する場合は、本項目は省略できます。本項目を省略すると、管理サーバまたは中継サーバが所属するIPv4のサブネットからノード検出します。
本項目にサブネットアドレスが指定された場合は、指定されたサブネットに所属するノードのみ検出します。
そのため、管理サーバまたは中継サーバが所属するサブネット、およびそれ以外のサブネットからノード検出する場合は、管理サーバまたは中継サーバが所属するサブネットアドレスを含めて、ノード検出するサブネットアドレスをすべて記載してください。
IPv4形式とIPv6形式を同時に指定できません。
サブネットマスクを指定します。
IPv6環境の場合は、サブネットプレフィックスの長さを指定します。
SNMPのコミュニティ名はpublicを指定します。
IPv4/IPv6デュアルスタック環境の構成情報収集時にIPv6アドレスを優先する場合に“true”を指定します。
注意事項
上記のエントリ以外の項目は変更しないでください。
変更内容は、管理サーバの場合はSystemwalker Runbook Automationを、中継サーバの場合はエージェントサービスを再起動することで有効になります。
使用例
IPv4環境の場合
# Subnet address where node is retrieved |
IPv6環境の場合
# Subnet address where node is retrieved |
IPv4/IPv6デュアルスタック環境でIPv6アドレスを優先する場合
# Using IPv6 address in preference to IPv4 address. |
