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Interstage Business Application ServerV11.0.0 アプリケーション開発ガイド
Interstage

2.6 業務処理開始アプリケーション

業務処理開始アプリケーションは、フローとして構築された一連のアプリケーション群の処理を開始させる役割をもったアプリケーションです。業務処理開始アプリケーションによるフローの処理開始を、フローの起動と呼びます。

メッセージを発行する業務処理開始アプリケーションは、非同期アプリケーション連携実行基盤のAPIを用いて容易にメッセージを発行することができます。非同期アプリケーション連携実行基盤のAPIはスレッドセーフであり、複数のメッセージ発行要求を同時に処理することができます。スレッド単位に非同期アプリケーション連携実行基盤のAPIのオブジェクトを生成してメッセージを発行してください。

業務処理開始アプリケーションとしては、以下のアプリケーションが利用できます。ただし、業務処理開始アプリケーションとして動作させるには、非同期アプリケーション連携実行基盤のAPIを含める必要があります。

フローの起動には、以下の2種類のパターンがあります。

突き放し型フロー起動(非同期型)

待ち合わせ型フロー起動(同期型)

業務処理開始アプリケーションの詳細は、“第6章 業務処理開始アプリケーション(Java)”を参照してください。