異常を検知したJavaVMを再起動します。再起動後に発生したリクエストは、当該JavaVMに対しても自動的に割り振られ業務を継続することができます。
なお、本機能を適用すると、IJServerの[ワークユニット:環境設定]>[ワークユニット設定]>「アプリケーション最大処理時間超過時の制御」で設定した値は無効化され、必ずプロセスの再起動を行うようになります。
再起動を行った回数が、[ワークユニット:環境設定]>[ワークユニット設定]>[リトライカウント]で設定した値に達した場合は、それ以上は再起動を行いません。
JavaVMを再起動するタイミングには以下の2つの契機が存在します。
アプリケーションタイムアウトまたは予兆監視警告による異常検知後、正常処理中のアプリケーションがすべて終了した契機
予兆監視警告による異常検知後、本機能の定義ファイルで指定した強制停止までの時間が経過した契機
■JavaVMの再起動時に出力するデバッグ情報
JavaVMの再起動時には異常の検知となった原因を利用者が調査しアプリケーションや動作環境の問題を究明するためのデバッグ情報を出力します。デバッグ情報は以下であり、詳細は“B.3.5 採取情報”を参照してください。
デッドロック情報
スレッドダンプ情報